第8期 初級登山教室「百蔵山・扇山」報告


扇山山頂にて

扇山山頂にて


   日時  2020年3月21日(土) 晴れ
   行程  9:00猿橋駅⇒(バス)⇒9:06百蔵山登山口バス停9:30→9:55登山口10:05→
         10:40展望地(800m地点)10:50→11:20百蔵山11:30→12:15宮谷分岐(昼食)12:50
         →13:35休憩地点(910m地点)13:45→14:30扇山14:40→16:00犬目バス停
   参加者 38名(受講生24名、スタッフ14名)
    〔1班〕今中、内田、大澤、白川(み)、徳永、三原、宮崎、渡部、
        山行L武藤、班L広瀬、班SL清水、SP人見
    〔2班〕 天野、久保嶋、小久保、後藤、酒井、白川(ま)
        班L西山、班SL中村(敦)、SL小池、SP山内、SP山本
    〔3班〕 岩井、郡司、小峯、塩谷、田村(郷)、田村(満)、野村、平野、古屋、上原、
        班L内藤、班SL小河、講師宮崎、SP浅香、SP大澤
   記録  文/西山 写真/山本


 バス停の列は電車が着くたび長くなっていく。早めに来たバスにギシギシと乗り込んでいると、運転手が臨時バスを要請したとアナウンスが入る。降車して体操他。民家立ち並ぶ車道の歩き出し。気温が高いので汗をかく。登山口は手ごろな休憩場所で衣服調整、水分補給をする。登山は前回の教室以来の受講生もおり、少しこの先の行程に不安がある様子も見受けられる。


二人の間から、木の間から富士山が覗くく

展望地で富士山の眺望に満足


 樹林帯に入り日差しからは逃げられたが、ジグザグに標高を上げていくと汗ばむ。トラバース気味に道がついて南に開けてくると声が上がった。開放感のある展望地は小広くベンチもある。眼下の猿橋大月の町と向こうの山並みと富士山を臨む。風が気持ちいい。ここで終わりでいいかもなどと冗談も飛び出す。


長い歩行の末、扇山山頂手前へ

百蔵山山頂にて


 100m上げて分岐点からはプロムナードのような緩い尾根歩き。東西に長くて広い山頂にたくさんの登山者が(100人はいたのでないか)休んでいるが、桜はまだ。集合写真の後200mほど急降下があり、片手は空けてシングルストックでと指示が出る。 みなゆっくりと集中して30分ほどで鞍部に下りきる。宮谷分岐で昼食後、今日一番の辛抱どころ扇山への300mの登りが待っている。百蔵山が見えてくると教わり、ゆっくり歩を進めていく。やがてぽっこりとした山容が振り向いた木立の向こうに見えてきた。ググっと下った稜線も見える。こんなに歩いてきたのだと受講生。一辺倒の登りに息が切れ足も重い。やっと大久保山だ。


こちらは流行りのグータッチで

やっとの到着にハイタッチ


 あとひと踏ん張りと気を取り直して扇山山頂14:30到着。富士山も見えないけれどここまで歩いた満足感が受講生の顔にじみ出ている。下山は犬目バス停まで下りるが、一層気を緩めずにと注意を受けた。バス停には予定より少し早めに着いた。



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