第7期初級登山教室「入笠山」


入笠山山頂

入笠山山頂にて


   日時  2020年2月1日(土)
   天候  晴れ
   行程  立川6:50=9:25富士見パノラマスキー場→ゴンドラ山麓駅9:55=10:05ゴンドラ頂上駅
         10:35→11:15山彦荘11:25→11:40御所平11:45→12:25入笠山12:55→13:45山彦荘
         13:55→14:20ゴンドラ頂上駅15:00=15:10ゴンドラ山麓駅15:40=17:55立川
   参加者 34名(受講生24名、スタッフ10名)
    〔1班〕暁、川合、近藤、菅野(浅)、高岡、富山、中村(美)、馬場、元木、
        班L小河、班SL広瀬、SP小野、吉川
    〔2班〕上市、小泉、中尾、西岡、日向、藤本、皆川、村上、矢野、
        班L山本(憲)、班SL植草、山行L河野
    〔3班〕石橋、上田、小林、菅野(尤)、原田、山本(曜)、
        班L土井、班SL齋藤、SP小澤
   記録  文/河野悠二  写真/河野悠二


 入笠山にも雪が降ったようなので、アイゼンは持参せずスノーシューを楽しむことにする。いつも通り立川から貸切バスに乗り込む。天気は快晴で入笠山からの展望が楽しみである。富士見パノラマスキー場の駐車場はほぼ満車であった。レンタルのスノーシューを受取りゴンドラ山麓駅に移動する。ゴンドラの切符は、団体一括で声掛けのみでスムーズに乗車した。ゴンドラから八ヶ岳が良く見渡される。ゴンドラ山頂駅で準備体操、ミーティング後、スノーシューを装着する。


慣れないスノーシューで林道を歩く

八ヶ岳の大展望


 スキー場情報では積雪1mとあるが、話半分の50p位か。レンタルスノーシューの一つがゴムバンドが切れて使用できないので、代替を待つ間、本隊は予定通り出発する。登山道は雪が少なく踏み固められており、スノーシューの威力を発揮できない。初めてのスノーシューで足に馴染むのに苦労している。入笠湿原へのショートカットで山彦荘前で何とか追いついた。


中央アルプス方面

富士山、甲斐駒ヶ岳方面


 雪が少ないためスノーシューでない登山者もいる。御所平で一休みし、本格的な登りにかかる。途中からスノーシューのヒールリフターを上げ登りに対応する。これにより登りが楽になった実感を味わってもらう。最後の急登を上がると広い入笠山の頂上に出る。360°の展望に歓声があがる。今日は風も弱いので頂上で展望を楽しみながら昼食を摂る。中央アルプス、甲斐駒ケ岳、富士山、奥秩父、八ヶ岳の展望を欲しいままにする。


ゴンドラ山頂駅横で八ヶ岳をバックに

入笠湿原へ各々自分のルートで下る


 展望を楽しんだ後は急な下山路を慎重に下る。途中から右手の雪面にスノーシューを生かした楽しい下りを選択する。思い思い好きな斜面を下ってもらう。みんな歓声を上げながらスノーシューを楽しんでいる。誰も踏み込んでいない雪面を自分だけが歩くことが、こんなにも楽しいことかと思う。入笠湿原を横切り最後はアンテナ塔への登りを頑張ってゴンドラ山頂駅に到着する。ここでも八ヶ岳をバックに集合写真を撮る。帰りのバス内では、スノーシューは多くの受講生から楽しかったと声が上がる。登山の楽しさの幅を広げられたと思う。後は、3月の登山教室修了登山「雲取山」を残すのみとなり、それまでの登山教室集大成となる準備をお願いした。




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