第7期初級登山教室「三ッ峠山」


開運山山頂

開運山山頂にて


   日時  2020年1月11日(土)
   天候  晴れ
   行程  立川6:45=8:35三ツ峠登山口BS8:55→9:10登山口9:35→10:35ベンチ10:45
         →11:25三ツ峠山荘11:55→12:10三ツ峠山(開運山)12:25→12:40三ツ峠山荘
         12:55→14:15林道出合14:25→14:45鉄塔15:05→16:00母の白滝16:05→
         16:20河口浅間神社16:35=18:25立川
   参加者 37名(受講生26名、スタッフ11名)
    〔1班〕暁、川合、近藤、菅野(浅)、高岡、富山、中村(美)、馬場、元木、
        班L小河、班SL広瀬、山行L河野、SP竹中
    〔2班〕小泉、中尾、西岡、日向、藤本、皆川、村上、矢野、班L中原、
        班SL小野、講師宮崎、SP小澤
    〔3班〕石橋、上田、長田、小林、菅野(尤)、菅野(玲)、長岡、原田、山本(曜)、
        班L山本(憲)、班SL中村(敦) 、SP吉川
   記録  文/河野悠二  写真/河野悠二


 このところ雪が降らず、三ツ峠山もアイゼン歩行に期待が持てないが、展望を楽しみに立川で貸切バスに乗り込む。三ツ峠山荘ご主人の中村(光)さんによると小屋の前は雪がほとんどないとのこと。ほとんど渋滞もなく三ツ峠登山口バス停に着く。雪がないのでアイゼンを付けずに登山口まで移動する。ここで準備体操、ミーティングをして出発する。所々凍った雪を避けながら進む。


林道を進む

 しばらく歩くと全面に凍った雪が現れ、一部の受講生が不安定な歩行になってきたのでアイゼンを着用させる。アイゼン有無の違いを実感してもらう。三ツ峠山荘に出ると富士山の雄大な姿に感激し、荷物を置くのを忘れて写真を撮る。少し早いが昼食とする。中村(光)さんがお茶を振る舞って下さる。アイゼンを外し、三ツ峠山の一つである開運山に向かう。先の小高い所から南アルプス、八ヶ岳の展望がすばらしい。登りは小石を敷き詰めた階段が続く。少し登りを頑張ると開運山で正面に富士山、右手には南ア、八ヶ岳が良く見えている。全員の集合写真を撮る。注意を促して下山。再び三ツ峠山荘に戻る。後は母の白滝経由河口浅間神社へ下山するのみである。


真っ白な富士山


南アルプスの峰々

 木無山からは登山道が深く掘れた急な下りが始まる。掘れた登山道を避けたりしながら下っていると突然隊列が止まった。受講生一人が滑って足首を捻ったようだ。足首をテープで固定するも歩行が困難であったので、中村(光)に連絡しアドバイスをもらう。朝登ってきた登山道までが一番近いので、そこで中村(光)さんのジープでピックアップし登山口まで搬送可能となる。他のメンバーは予定通り河口浅間神社に向け下山する。負傷した受講生をスタッフ3人で無事朝来た登山道まで収容しジープに搬送していただいた。その後タクシーを乗り継いで河口浅間神社に到着して、本隊に連絡する。本隊は後20分位で神社に着くだろう。貸切バスは既に到着しているので、負傷者はそのままタクシーで付き添い1名と病院に向かう。しばらくして本隊も下山してきた。


開運山で2班集合


 今回の事故対応は、運良く知り合いの中村(光)の対応を得られたが、反省事項としては、現場での指示や通信手段を失うなど、山行リーダーとしての役割が十分果たせなかったことである。




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