第7期初級登山教室「高畑山・大桑山」


高畑山

高畑山山頂にて


   日時  2019年11月9日(土)
   天候  曇りのち晴れ
   行程  鳥沢駅8:15→8:50登山口ゲート9:00→9:40石仏9:50→10:40仙人小屋跡10:50→
         11:20高畑山11:55→12:45大桑山12:55→13:45高畑山14:00→14:25仙人小屋跡
         →15:00石仏15:10→15:45登山口ゲート→16:20鳥沢駅
   参加者 34名(受講生24名、講師10名)
    〔1班〕暁、川合、近藤、菅野(浅)、高岡、富山、中村(美)、馬場、元木、班L西山、
        班SL小山(幸)、講師宮崎、SP竹中
    〔2班〕上市、高橋(恭)中尾、藤本、皆川、村上、矢野、班L山本(憲)、班SL村岡、SP小澤
    〔3班〕上田、長田、茅野、小林、菅野(尤)、菅野(玲)、原田、山本(曜)、班L土井(充)、
        班SL中村(敦)、山行L河野
   記録  文/河野悠二  写真/河野悠二、山本憲一


 台風19号の影響があり下見の結果、倉岳山・立野峠からの月尾根沢沿いの登山道が荒れており、コースを高畑山から大桑山への往復に変更し実施した。紅葉は未だ早く山全体も緑が目立つ。いつも通り鳥沢駅前広場で、ミーティング、準備体操をして2班、3班、1班の順で出発する。


オシノ沢渡渉点

登山口ゲート先を行く


 道標に従い小篠集落を抜け、登山口のゲートをくぐり小篠貯水池に出るが、やはり紅葉はあまり進んでいない。林道から枝沢の道は深くえぐれた所があり歩きづらい。オシノ沢を難なく渡り樹林帯を登って行くと石仏がある穴路峠方面との分岐である。ここからジグザグの登りが始まる。


急登が続く

石仏からのジグザク急登


 しばらく急登を行きトラバース道になると植林された仙人小屋跡である。更に、高畑山への尾根に登りあげ、少し紅葉が進んだ急登を2段登ると高畑山に飛び出す。正面に薄らと富士山が眺められ、受講生も感嘆の声を上げる。


高畑山から大桑山へ下る

高畑山への最後の急登


 昼食後、大桑山を目指す。地図では、途中に小さなピークがあり、そこは岩場がありロープも垂れていた。岩場の基部を廻り込むが、受講生の安全と下山時を考慮し、フィックスロープを張る。宮崎講師のスムースな動きに受講生も感心する。ピークを越えて最後の大桑山急登が堪える。大桑山山頂は植林の中で展望は全くない。帰りの急な下りはストックを出し慎重に下る。フィックス個所は一人ずつの通過となり、高畑山には30分強の遅れとなった。


高畑山から登山口へ下山開始

高畑山〜大桑山の岩場通過


 高畑山からの急な下りも気が抜けない。石仏まで下りホットする。ここからの荒れた沢沿いの道は、一部疎林の中を歩いた。登山口ゲートに戻り安心したが、いままでの緊張が放たれたせいか、舗装道路歩きが長く感じ堪えた。鳥沢駅に着くと東京直通の電車が出るところであった。フィックスロープによる通過や急な下りを体験できたことは、今後の更なる山行の自信になればと思う。





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