第7期初級登山教室 登山実習「鷹ノ巣山」


鷹ノ巣山山頂にて

鷹ノ巣山山頂にて


   日時  2019年10月5日(土) 晴れ
   行程  奥多摩駅バス停7:45=8:15峰谷8:45→10:10登山口10:20→12:30鷹ノ巣避難小屋
         13:00→13:30鷹ノ巣山13:45→14:20水根分岐14:35→16:00倉戸山16:15→
         17:40熱海バス停
   参加者 30名(受講生18名、スタッフ12名)
    〔1班〕暁、川合、近藤、菅野(浅)、中村(美)、班L小河、班SL小山(幸)、SP山本(憲)、SP小澤
    〔2班〕小泉、中尾、日向、藤本、皆川、村上、班L中原、班SL村岡、講師野口(い)、山行L河野
    〔2班〕上田、茅野、小林、菅野(尤)、長岡、原田、山本(曜)、班L土井(充)、班SL広瀬 、
        講師宮崎、SP石原
   記録  文/河野悠二  写真/河野悠二・山本憲一


 登山教室の日帰り登山実習としては、一番長い歩行時間(6時間45分)と登り下りの標高差(約1,150m)が大きい鷹ノ巣山に挑戦である。受講生には、事前にトレーニング強化と登山の励行をアドバイスしたせいか、対応できない受講生の欠席が多かったようである。当日の天気は良好で気温も上昇する予報であったので、暑さ対策をアドバイスしてあった。増便バスに全員乗車し、スムースに峰谷バス停に到着し、トイレ、準備体操、ミーティングなどして出発する。


シイタケ栽培畑の脇を通過

奥集落を抜けて登山口へ


 1班から3班の順でスタートする。登山口までこまめに休憩を取りながらゆっくり進む。登山口から本格的な登山道に入る。浅間神社を経由し高度を上げて行く。樹林帯の中の登山道なので、直射日光からは遮られるが汗が噴き出す。登山道の途中にモノレールを利用した、広大な椎茸栽培畑が突然現れた。今回一番の急登を上がり鷹ノ巣避難小屋に到着し昼食とする。


避難小屋前で記念写真

鷹ノ巣避難小屋前のベンチで昼食


 昼食後30分遅れで出発する。鷹ノ巣山からの富士山展望を期待していたが、好天のせいで雲が湧いてきている。頂上では、やはり富士山は望めなかったものの、奥多摩三山の大岳山、御前山、三頭山がはっきり望めた。集合写真撮影後、頂上を後にする。これからが長い下りとなるのでストックを使用する。石尾根縦走路から別れ榧ノ木尾根の急な下りに入る。水根分岐で一息入れる。榧ノ木山を過ぎると道迷いしそうな広い尾根となる。迷いそうな場所では地図を出して現在地確認をする。


熱海に向かって石尾根を下る

鷹ノ巣山への最後の登り


 受講生に時々トップを交代しルートファインデングを経験してもらう。猿にも出会うが熊でなくて良かった。倉戸山で大休止を取る。ほぼ予定時間通りとなる。受講生に力が付いてきたことを実感する。最後の下りに緊張が解けないよう注意喚起する。温泉神社付近では、日没時間近くなり、大分暗くなってきたが、ここからは舗装された生活道なので、慌てずゆっくり下り、熱海バス停で増便バスを待った。この長い登山を経験したことは受講生の自信となったことであろう。



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