第7期初級登山教室 登山実習「川苔山」


川苔山山頂にて

川苔山山頂にて


   日時  2019年8月17日(土) 晴れ時々曇り
   行程  奥多摩駅8:18=8:30川乗橋バス停9:00→10:00細倉橋10:10→10:55百尋ノ滝取付
         11:10→12:15火打石谷(昼食)12:50→14:10川苔山14:25→15:20大ダワ分岐
         15:30→16:55大根ノ山ノ神17:05→17:30観光トイレ17:45→18:00鳩ノ巣駅
   参加者 24名(受講生14名、スタッフ10名)
    〔1班〕長田晴人、上市博子、茅野修一、菅野玲子、高橋恭治、村上京子
         班L小河今朝美、班SL小野勝昭、講師野口いづみ、山行L河野悠二
    〔2班〕上田瑠美子、小林美喜、菅野浅代、山本曜子
        、班L山本憲一、班SL村岡庸こ、SP植草由利
    〔3班〕近藤節朗、中村美春、藤本浩文、皆川直美
         班L土井充、班SL中村敦子 、講師宮崎紘一
   記録  文/河野悠二  写真/


 6月の予定が雨天順延となり、一番暑い時期での川苔山山行となってしまった。またお盆最終日に近く受講生の参加人数が心配された通り半数の14名となった。天気予報では、35℃を超す猛暑日となるため事前に受講生に熱中症対策(十分な飲料水、冷感グッズなどの持参)をお願いした。奥多摩駅ではいつものように東日原方面行のバスで混雑し、トイレに行った受講生が乗車できず、後続バス乗車となった。


すべる木橋は慎重に

比較的涼しい沢沿いの道


 川乗橋バス停横の川乗谷林道で、身支度、準備体操、ミィーティングをし3、1、2班の順で出発する。比較的日陰の多い谷沿いの林道ではあるが、歩き出すと蒸し暑く汗が噴き出す。細倉橋から川乗谷沿いの登山道に入ると多少涼しく感じられる。やはり最近の雨で川乗谷の水量は多い。百尋ノ滝手前の河原で水分補給をする。脇にはタマガワホトトギスが咲いており和ませてくれた。気合を入れて急な登りにかかる。


火打石谷で昼食となる

暑い中で立休憩


 残念だが大人数なので百尋ノ滝には寄らず急な登りを続ける。途中立ち休みで水分補給する。何とか急な登りを終え、しばらく等高線沿いの登山道にホットする。火打石谷に下り木陰で昼食とする。受講生は強くなったと感じた。3班土井リーダーから凍らせたヨーグルトの差入れがあり非常に美味であった。心遣いに感謝である。受講生の一人に足攣り予防に野口講師からゴムバンドを巻いてもらう。やはり野口講師が同行されると心強い。再び横ヶ谷の沢沿いの道を詰め左手の尾根に乗越したところで一休み。尾根を吹き渡る風が気持ち良い。後はダラダラの登りを詰めれば川苔山の肩にでる。途中シャクジョウソウを見つける。肩から最後の登りをこなして頂上に飛び出す。残念だが富士山、雲取山は雲の中である。受講生とハイタッチ後に記念撮影をする。


シャクジョウソウ

山頂まではあと少し






 長い下りは、もう一度気を引き締めて行動する。順調に大ダワ分岐まで下りてきた。更に大きな枝沢の所で一休みする。とにかく無理をせず水分補給に努める。ここからが一層長く感じる水平道である。大根ノ山ノ神に着いてホットするが、最後の下りに更に注意を促して慎重に下る。生活道に出た観光トイレ前で全員集合し解散を行う。この暑い中皆よく頑張ったものである。この経験は、今後の山行に必ず役に立つし、また自信にもなったと思う。本当にお疲れ様でした。



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