第7期初級登山教室 登山実習「扇山」報告


扇山山頂にて

扇山山頂にて


   日時  2019年3月23日(土) 曇りのち雪
   行程  百蔵山登山口バス停9:25→9:45登山口広場9:50→10:20展望台10:30
         →11:00百蔵山11:10→11:55宮谷出合(昼食)12:25→13:50大久保山13:55
         →14:05扇山14:20→15:30犬目宿公衆トイレ
   参加者 33名(受講生24名、スタッフ9名)
    〔1班〕暁誠志、長田晴人、上市博子、小泉明夫、近藤節朗、菅野浅代、高岡洋子、村上京子、
        班L武藤篤生、班SL小河今朝美、SP青木義仁、山行L河野悠二
    〔2班〕 上田瑠美子、菅野玲子、高橋恭治、富山猛、中尾理絵、長岡誠治、日向明人、藤本浩文、
        矢野真由美、 班L班中村哲也、SL中村敦子、講師宮崎紘一、SP小澤知信
    〔3班〕 茅野修一、菅野尤人、中村美春、西岡茂子、原田義一、馬場俊彦、山本曜子、
         班L中原三佐代、班SL土井充 、SP山本憲一
   記録  文/河野悠二  写真/河野悠二、山本憲一


 第7期初級登山教室第1ステップ最後の山行「扇山」の天気予報はあまり芳しくないが実行することとした。朝からどんより曇っており、富士山の展望は期待できそうにない。百蔵山の急な下りと大久保山の急な登りを体験することに専念しよう。
猿橋駅前のバスを増便していただいた。百蔵山登山口バス停上の自動販売機前広場で、ミーティング、準備体操などをして出発する。やはり予想通り気温は低い。舗装された急な生活道路を登り、途中から登山口への道に入る。天候が良ければ振り返ると富士山を望めるが、今日はそれもない。

残念ながら富士山の見えない展望台

登山口からまずは展望台へ


 登山口前の広場で衣服調整、水分補給などをして登山道に入る。この天気なので登山者は少ないようである。展望台までのジグザク道を順調に高度を上げてゆき展望台に飛び出すが、相変わらず富士山は姿を現してくれない。葛野からの登山道と尾根で合流し、だらだらと登ると広い百蔵山の山頂だ。やはり富士山の展望はない。今日一日は残念ながらあきらめるしかない。記念写真を撮り、各自ストックを出し、百蔵山からの急な200mの下りに備える。

百蔵山に到着

あと少しで百蔵山


 ゆっくり慎重に下る。登山道は乾いており、全員問題なく下りた。樹林帯の中を宮谷分岐まで順調に進み昼食にする。昼食終了後に、白いものがちらつき始める。雪である。雨よりは良いかと思うしかない。各自雨具などを着用し出発する。

雪の降る中扇山山頂手前を行く

百蔵山山頂にて


 この先は、大久保山への300m強の急な登りが待っている。受講生には事前に言っていたためか、緊張感が伝わってくる。特に、トップの班のサブリーダーには、ゆっくりしたペースで登ってもらう。この登りで雪も本格的な降りになってきた。無事全員大久保山に登りホットする。一呼吸入れて扇山へのゆったりした登りで扇山に到着した。頂上は我々の貸切り状態である。受講生も急な登り下りを達成し満足そうである。ここでも記念写真を撮る。


扇山から犬目へ下る

春の結構な雪にびっくり


 後は犬目バス停に向けて下るだけであるが、2ヶ所の分岐を間違わないように下る。少し積もった幻想的な雪景色に受講生も楽しむ余裕が出てきたようである。途中からは、雪も止み少し小雨に変わったが、県道に出るころには雨も止む。犬目バス停先の犬目宿公衆トイレまで歩く。バス時刻まで1時間ほどあり、トイレ、登山靴洗い、整理体操などで時間を費やした。バスは中型を大型に変更していただいたので全員着席が出来た。今日も無事下山できたことに感謝し、第2ステップに向け、更に受講生には頑張ってもらいたいものだ。




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