第6期初級登山教室 登山実習「入笠山」


入笠山山頂にて

入笠山山頂にて


   日時  2019年2月2日(土) 晴れ
   行程  立川北口たましん本店横公園6:50〜バス〜9:30富士見パノラマスキー場
         山頂駅10:30→12:00入笠山山頂12:50→首切登山口経由入笠湿原→14:45山頂駅
   参加者 19名(受講生10名、スタッフ9名)
    〔1班〕松田慎一郎、佐古明美、中島敦子、福永路子
        L石橋學、SL野口正江、SP青木義仁、SP石原和子、講師&山行L宮崎紘一
    〔2班〕 菊川倫子、嶋田恵美子、川島ひろ子、佐伯享子、渡辺富子、櫻井美奈子
        L山本憲一、SL内藤誠之郎、SP広瀬雅則、SP野口いづみ
   記録  文/青木義仁  写真/山本憲一


 6期の登山教室もいよいよ大詰めで、卒業目前の入笠山でのスノーシュートレッキングとなった。
定刻の6時50分にバスが立川を出発し、車窓から見える積雪が残る山容に受講生の気分も高まる。9時30分に富士見パノラマスキー場に到着する。スノーシューとストックを借りて、講師陣からスパッツの装着やウエアのアドバイスを受けてゴンドラ山麓駅に移動した。約15分間の乗車時間だが、標高1780mの山頂駅の外は一面銀世界が広がり、目の前に八ヶ岳全山が一望できる。


スズラン自生地を進む

山頂駅前でミーティング


 スノーシューが初めての受講生も多く、装着に難儀していたが、10時30分に入笠山山頂に向けて出発した。最初はおぼつかない足取りで、バランスを崩していた受講生も、入笠湿原を通過する頃には、すっかり慣れて安定して歩行ができるようになっていた。途中の岩場コース(右)と岩場迂回コース(左)の分岐を「岩場迂回コース(左)」に入ると、山頂は目前だ。


下山は首切登山口経由で入笠湿原へ

マナスル山荘へ


 山頂が近づくと風速は強く傾斜も強くなってきた。ジャケットのファスナーとスノーシューのヒールリフターを上げ、最後の急登を抜けて全員が12時に山頂に到着した。山頂は大勢の人で混んでいたが、眺めは360°の大パノラマで北アルプス、中央アルプス、御嶽山、富士山、南アルプス、遠く金峰山、奥秩父の山々が広がっていた。


八ヶ岳ビューポイントにて

八ヶ岳を望むゴンドラ山頂駅前で整理体操

林道を抜けて入笠湿原へ向かうへ



 集合写真撮影を済ませてから、一段低い場所に移っての富士山、八ヶ岳等の大パノラマを眺めながらの昼食は大満足であった。>
 ただ、下山時には急勾配でバランスを崩して転倒してしまう受講生もいた。その後、踏み跡がない新雪の上を歩き、スノーシューの浮力を実感できるルートを通過して雪の感触を楽しんだ。最後の急登も、スピードダウンしてしまう受講生もいたが、脱落せずに全員無事に14時45分にゴンドラ山頂駅に着くことができた。



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