第7期初級登山教室 登山実習「笹尾根」報告


槇寄山山頂にて

槇寄山山頂にて


   日時  2019年1月19日(土) 晴れ
   行程  中の平バス停10:25→10:40登山口10:55→12:15西原峠→12:20槇寄山(昼食)
         12:55→13:15田和峠→14:00大羽根山分岐→14:25大羽根山14:35→
         15:20浅間尾根登山口バス停
   参加者 33名(受講生24名、スタッフ9名)
    〔1班〕暁誠志、長田晴人、上市博子、川合薫、小泉明夫、菅野浅代、村上京子、元木尚子、
        班L武藤篤生、班SL石原和子、SP小山幸勇
    〔2班〕 上田瑠美子、菅野玲子、高橋恭治、中尾理絵、日向明人、藤本浩文、皆川直美、
        矢野真由美、 班L班中村哲也、SL中原三佐代、山行L河野悠二
    〔3班〕 石橋身江子、茅野修一、小林美喜、菅野尤人、中村美春、原田義一、馬場俊彦、
        藤田いづみ、 班L山本憲一、班SL 内藤誠之郎、SP齋藤理恵子
   記録  文/河野悠二  写真/河野悠二、山本憲一


 今年最初の実習登山は、雪のある笹尾根・槇寄山を計画していたが、この1月は雨も雪も降らないため、折角新規購入した軽アイゼンの出番もなさそうだ。増便バスに乗車し、仲の平バス停で下車。少し先の休憩所広場に移動したが、無念にもトイレは凍結防止のため閉鎖されていた。日の当たる暖かい広場でミーティング、準備体操などを行い、身支度して出発する。

雪のない枯葉の上を歩く

住宅地を抜けて登山口へ


 登山口までは、舗装された生活道を行く。集落最後の民家前で衣服調整、水分補給をし、民家脇から登山道に入る。日陰は若干寒いが、登りなので心地よい。杉の樹林帯をゆっくり歩く。大沢分岐の先の平坦地で休憩をとる。通常だと、ここでアイゼンなどを着用するが、今回は全く雪がなくその必要はない。登山道が乾燥しているのでシモバシラも大したことはなく順調に西原峠に到着し、明るい笹尾根を槇寄山に向かう。

冬枯れの笹尾根を歩く

雪の少ない富士山


 期待していた富士山の眺めに歓声が上がる。やはり富士山も雪が少ない。ここで暖かい日差しの下、昼食をとる。記念写真を撮って笹尾根の縦走に向かう。和田峠、数馬峠で富士山を眺め、大羽根山分岐に向かう。受講生は快調である。笹尾根と分かれて大羽根山の途中のビューポイントで大沢山、三頭山の展望を楽しみ大羽根山に向かう。大羽根山からは大岳山、御前山の展望に感激していた。

大羽根山で奥多摩の山々を楽しむ

大羽根山へ下る


大羽根山にて

 ここからの下りは一部急な所があるので、気を抜かないよう注意喚起し、下山を開始する。一部落葉でフカフカな登山道を楽しく下り、浅間尾根登山口バス停に無事下山した。予定より30分程早く到着できた位、順調であった。雪がなかったため、アイゼン歩行ができなかったのは残念であった。バス時刻まで余裕があったので、受講生の安全登山のため、山行トレーニングについて話をし、各自のトレーニング状況報告を試行することにした。受講生がどのような努力をしているのか情報が楽しみである。2月の陣馬山は雪があることを切に願っている。



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