第6期初級登山教室 登山実習「大菩薩嶺」


大菩薩嶺山頂にて

大菩薩嶺山頂にて


   日時  2018年7月21日(土) 晴れ後曇り
   行程  JR甲斐大和駅集合(バス)7:50→8:25上日川峠バス停8:45→9:05福ちゃん荘9:25
         →10:35雷岩10:45→10:55大菩薩山頂11:00→11:10雷岩(昼食)11:45→
         12:25大菩薩峠12:35→13:20石丸峠13:25→14:35小屋平バス停(バス)15:05→
         15:45甲斐大和駅(解散)
   参加者 18名(受講生10名、スタッフ8名)
    〔1班〕嶋田恵美子、高田眞澄、吉田博子、櫻井美奈子、福永路子、
        L石橋學、SL野口正江、SP小山幸勇、SP山本憲一
    〔2班〕 藤井尚子、川島ひろ子、吉田 勝、中山佳代、渡辺富子、
        L中村正之、SL村岡庸こ、SP竹中彰、山行L長瀬秀史
   記録  文・写真/長瀬秀史


 今年は西日本を中心とした異常気象による豪雨災害が発生し、甚大な被害が出ている中で太平洋側と大陸側の高気圧の影響で、連日35°以上の猛暑が全国を覆っている。6月下旬に早々に梅雨明けしたこともあり、うだるような暑さ。案の定この猛暑では体力に自信がないとの理由で受講生からキャンセルが出て、結局10名の参加となった。


唐松尾根の登り

福ちゃん荘前でミーティング


 それにしても人気の大菩薩。この猛暑にもかかわらず、甲斐大和駅発のバスに長蛇の列ができていた。事前にみなさんに電車の乗車時刻を指定したおかげで、全員1台のバスにまとめて乗ることができた。到着した上日川峠では、駐車場がほぼ満杯。登山者で溢れていたため、ミーティング・体操は福ちゃん荘前の広場で実施した。


雷岩で一休み

雷岩への最後の急登


 カラマツ尾根を登っていた時から、ガスがあたりを覆い始め、雷岩に到着したころには一面真っ白で何も見えなかった。ここは眺望の良さで有名なので、受講生はがっかりしていた。大菩薩の山頂までは往復20分。展望の全くない山頂で記念写真を撮ったが、予想外の虫の襲来により早々に雷岩に戻る。ここで昼食とした。展望があればごはんもよけいにおいしいのにと恨み節が漂っていた。昼食後、大菩薩峠を経て石丸峠までの稜線歩きに出発したが、相変わらずガスで眺望はない。時たま上日川ダムが顔をのぞかせるが、肝心の富士山は全く見えない。


大菩薩峠へ下る

雷岩で昼食タイム


 大菩薩峠に到着したあたりから黒い雲が目立つようになり、遠くで雷鳴が轟くようになった。さらに雨が降り始め、雨具と傘、ザックカバーの準備をし始めたところで止んでしまった。石丸峠までは樹林帯であることから、記念撮影後、慌ただしく出発。石丸峠に着いたあたりからまたポツポツし始めたため、早々に小屋平のバス停に向かい下山を開始した。


石丸峠への気持ちの良い下り

大菩薩峠にて


 途中で足首のあたりに痛みが出たり、足が攣りそうになったと訴えた受講生が出たが、幸いなことにいずれも大きな問題はなく、他に体調不良を訴える受講生はいなかった。雨と雷の影響で歩くペースが若干早くなったこともあり、予定のバスより40分早く小屋平バス停に到着し、1本早いバスに乗車することができた。ここで、次回「八ヶ岳・硫黄岳」の説明を行い解散とした。



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