第6期初級登山教室 登山実習「川苔山」


川苔山山頂にて

川苔山山頂にて


   日時  2018年6月17日(日) 曇り
   行程  JR奥多摩駅集合(臨時バス)8:30→8:43川乗橋バス停9:00→9:50細倉橋10:05→
         11:50火打石谷(昼食)12:30→13:40川苔山山頂13:50→16:25大根の山の神16:35
         →17:25鳩ノ巣駅(解散)
   参加者 18名(受講生11名、スタッフ7名)
    〔1班〕嶋田恵美子、高田眞澄、吉田博子、櫻井美奈子、
         L石橋學、SL中村敦子、SP石原和子
    〔2班〕 藤井尚子、菊川倫子、川島ひろ子、吉田 勝、渡辺 誠、中山佳代、渡辺富子、
        L武藤篤生、SL村岡庸こ、SP西山さより、山行L長瀬秀史
   記録  文・写真/長瀬秀史


 実施日の天気予報が1週間前から芳しくなく、場所が場所だけに雨で登山道が濡れている状態だけは避けたいと願っていたものの、2日前の時点で降雨が予想されたため順延を決断した。6期は初めての日程変更となった。変更に伴い受講生・スタッフ双方から不参加が続出し、25名から18名の体制となった。受講生には乗車する電車を指定していたおかげで、奥多摩駅での大混雑に会わず、臨時バスに全員乗車することができた。予報では17日は晴れ間も見えるとのことだったが、結局くもりの一日だった。


すべる木橋は慎重に

細倉橋登山口に向かって林道を行く


 川乗橋バス停を出発し、途中広い場所で体操・ミーティングの後、舗装道路を辿って登山口の細倉橋で休憩。登山道に入る。前日までの雨の影響でところどころぬかるみになっている場所もあり、橋や鉄階段、岩場の際にはスタッフが注意喚起して慎重に進む。百尋ノ滝からの登山道は事故多発地帯であることや、山側に張られたザイルを掴むよう声掛けを行った。


川沿いの道をどんどん進む

涼しげな滝の上の橋を行く


 人気の川苔山で晴れ間が予報されたこともあり、相当数の登山者が入ると思っていたが、意外にも登山道が渋滞することはなかった。目立ったのは中国語を話す団体が多かったことだった。特にトラブル・体調不良もなく、ほぼ計画通りの時間に昼食場所の河原に到着した。昼食後、改めて山頂に向かう急斜面について注意喚起を行い出発した。急斜面をゆっくり登って肩に着くと大勢の登山客が休憩したり昼食を取っていて、混雑していた。急登を登り終えたこともあり、ここで長めの休憩を取り山頂に向かう。


大根の山ノ神で最後の休憩

崩れた山道は慎重に


 山頂はガスがかかり周りの眺望はまったくなく、早々に記念写真を撮って下山にかかる。舟久保の分岐周辺までは、こういう天候の時、登山道がぬかるんで悪くなることは分かっていたため、受講生には念入りに注意喚起を行い、降りている途中でも、足元の悪いところではスタッフが声掛けをしていた。本仁田山の分岐に近いところで、受講生1名から足が攣りそうとの申し出があり、持参の薬剤を飲み少し休憩を取ったところ、なんとか歩けるとのことで再度出発。大根の山の神までで2時間半を要したが、他に体調不良を訴える受講生はいなかった。計画より若干遅れたが、鳩ノ巣駅に到着後、クールダウン体操、ミーティング、次回「大菩薩嶺」の説明を行い解散とした。



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