第6期初級登山教室 登山実習「上高地・山研宿泊・岳沢登山」
岳沢ヒュッテのテラスにて
■ 日時 2018年5月26-27日（土・日） 天気：両日とも晴れ
■ 行程 26日
立川・多摩信用金庫横公園集合・出発（バス）6:50→11:40上高地山研13:30
→15:35明神穂高神社奥宮15:50→17:00山研（泊）
27日
山研発7:00→10：10岳沢小屋（昼食）10:50→13:30山研13:45→
14:00西糸屋山荘（入浴）14:25→14:35山研15:15→
15:30上高地ＢＴ（バス）15:45→20:35立川・多摩信用金庫横公園（解散）
■ 参加者 26名（受講生14名、スタッフ12名）
〔1班〕佐古明美、嶋田恵美子、高田眞澄、吉田博子、櫻井美奈子、福永路子、
L石橋學、SL野口正江、講師 宮崎紘一、SP青木義仁、中村美奈子、竹中彰、北原周子
〔2班〕 藤井尚子、菊川倫子、中島敦子、川島ひろ子、渡辺誠、佐伯享子、中山佳代、渡辺富子
L石井秀典、SL村岡庸こ、SP山本憲一、中村敦子、山行L長瀬秀史
■ 記録 文・写真／長瀬秀史
■ 行程 26日
立川・多摩信用金庫横公園集合・出発（バス）6:50→11:40上高地山研13:30
→15:35明神穂高神社奥宮15:50→17:00山研（泊）
27日
山研発7:00→10：10岳沢小屋（昼食）10:50→13:30山研13:45→
14:00西糸屋山荘（入浴）14:25→14:35山研15:15→
15:30上高地ＢＴ（バス）15:45→20:35立川・多摩信用金庫横公園（解散）
■ 参加者 26名（受講生14名、スタッフ12名）
〔1班〕佐古明美、嶋田恵美子、高田眞澄、吉田博子、櫻井美奈子、福永路子、
L石橋學、SL野口正江、講師 宮崎紘一、SP青木義仁、中村美奈子、竹中彰、北原周子
〔2班〕 藤井尚子、菊川倫子、中島敦子、川島ひろ子、渡辺誠、佐伯享子、中山佳代、渡辺富子
L石井秀典、SL村岡庸こ、SP山本憲一、中村敦子、山行L長瀬秀史
■ 記録 文・写真／長瀬秀史
― 26日（土） ―
朝から大気はやや蒸す感じで少し暑さを覚えたが、予報では好天に恵まれるとのこと。今回は初の宿泊を伴う山行である。受講生の中には上高地の自然に浸ってみたいと参加を決めた人もいて１４名となった。スタッフもサポート体制を厚くする趣旨で１２名が参加し総勢２６名で立川を出発した。途中で少し渋滞に巻き込まれたものの、大きな影響はなく松本ＩＣを降り、買い出しのためスーパーに立ち寄る。ほぼ計画通りの時間に上高地ＢＴに到着し山研に向かう。昼食後、管理人の元川さんに山研利用の際の注意点の説明の後、上高地ビジターセンターに勤めていた経験を生かして上高地の魅力について語っていただいた。山岳雑誌「山と渓谷」５月号に元川さんのインタービュー記事が掲載されていたこともあり、受講生も熱心に耳を傾けていた。その後総括リーダーの宮崎さんから上高地の地図読みの講座を聞いて、ミニ水力発電所に場所を変えて説明を受ける。
朝から大気はやや蒸す感じで少し暑さを覚えたが、予報では好天に恵まれるとのこと。今回は初の宿泊を伴う山行である。受講生の中には上高地の自然に浸ってみたいと参加を決めた人もいて１４名となった。スタッフもサポート体制を厚くする趣旨で１２名が参加し総勢２６名で立川を出発した。途中で少し渋滞に巻き込まれたものの、大きな影響はなく松本ＩＣを降り、買い出しのためスーパーに立ち寄る。ほぼ計画通りの時間に上高地ＢＴに到着し山研に向かう。昼食後、管理人の元川さんに山研利用の際の注意点の説明の後、上高地ビジターセンターに勤めていた経験を生かして上高地の魅力について語っていただいた。山岳雑誌「山と渓谷」５月号に元川さんのインタービュー記事が掲載されていたこともあり、受講生も熱心に耳を傾けていた。その後総括リーダーの宮崎さんから上高地の地図読みの講座を聞いて、ミニ水力発電所に場所を変えて説明を受ける。
地図読み講座
元川管理人さんからのお話に傾聴する
梓川畔からの奥穂・岳沢方面
ミニ水力発電所を見学
その後２班に分かれて明神までの散策に出発した。散歩道のすぐそばに猿の家族連れが現れたり、明神岳の迫力のある姿など、受講生は感嘆の声を上げていた。穂高神社の奥宮までで引き返し夕食の準備に取り掛かる。今回スタッフのうち３名が夕朝食の準備に専念してくれた。ありがたい。
散策路の花の説明
梓川畔から奥穂・岳沢方面を眺める
穂岳奥宮標識の前で
明神岳をバックに
１８時過ぎから始まった夕食兼懇親会は、持ち込んだアルコールで大いに盛り上がり、受講生・スタッフ双方とも大いに懇親を深めたようだった。しばらくの歓談ののち明日の早朝出発のため、早々にお開きとして就寝した。
― 27日（日） ―
翌日は５：３０から朝食。準備を整え出発１５分前に山研前の広場に全員集合した。体操・ミーティングの後、班ごとに出発。今年は雪が少なく、ようやく雪が現れたのは岳沢の小屋近くに来た時だった。標高を上げるに従い穂高の峰々が近くに現れ始め、樹林帯を越えたあたりで受講生は声を上げていた。これまで登ってきた山とは一線を画すその雄姿は、初めて目の当りにする人にはひとしおであったようだ。。
翌日は５：３０から朝食。準備を整え出発１５分前に山研前の広場に全員集合した。体操・ミーティングの後、班ごとに出発。今年は雪が少なく、ようやく雪が現れたのは岳沢の小屋近くに来た時だった。標高を上げるに従い穂高の峰々が近くに現れ始め、樹林帯を越えたあたりで受講生は声を上げていた。これまで登ってきた山とは一線を画すその雄姿は、初めて目の当りにする人にはひとしおであったようだ。。
林間の道を登る
山研出発前に記念写真
１０時過ぎに岳沢小屋に着き早めの昼食とした。昨日に引き続き快晴に恵まれ、展望台からは乗鞍岳の全貌や大正池から河童橋までの風景、霞沢岳など上高地ならではの眺めに受講生たちは盛んにスマホのシャッターを切っていた。眺望を満喫して11時前に下山に取りかかる。眺めのいい場所を選んで休憩を取り、樹林帯に入るあたりでは受講生は名残惜しそうであった。
岳沢ヒュッテのテラスにて
林間を抜けると穂高連峰がグッと近づく
最後の展望台にて
テラスからの焼岳・乗鞍岳方面
１３時３０分に山研に到着し、帰りの準備をしてから入浴のため西糸屋山荘に向かった。毎年入浴後に喉を潤していたラウンジは今年から使えなくなったそうで、山研に戻ってビールで乾杯。女性陣は上高地のお土産購入に専念していた。全員で予定より３０分遅れでＢＴに向かい充実した時間を過ごせた上高地を後にした。帰りの高速は予想通り大渋滞となり、途中の大月で降りて一般道を通行したことなどから、予定の２０時３０分ころには立川に到着できた。受講生にとっては初の宿泊山行で得るものは多かったようで、車中ではその話題で花が咲いていた。次回「川苔山」の説明を行い、立川到着後、解散とした。