第5期初心者登山教室 登山実習「入笠山」


入笠山山頂にて

入笠山山頂にて


   日時  2018年2月3日(土) 晴れ
   行程  立川6:50=9:35富士見パノラマスキー場駐車場〜(ゴンドラ)〜山頂駅10:20→
         11:00御所平峠11;10→11:35入笠山11:55→12:10分岐下(昼食)12:40→
         13:25入笠湿原13:30→13:45山頂駅14:10〜(ゴンドラ)〜富士見パノラマスキー場
         14:35=17:00立川
   参加者 30名(受講生18名、スタッフ12名)
    〔1班〕大澤則彰、大根菜津美、櫻井範子、竹内美生子、前田明代、矢澤大史、安田令、
        班L中村哲也、班SL中村正之、山本憲一、村岡庸こ
    〔2班〕 浅香利恵、梶原勇樹、白川梓、森英昭、山本知章、
        班L武藤篤生、班SL佐久間マサエ、山行L河野悠二、小山幸勇
     [3班] 大澤早苗、小澤知信、諏訪久美子、高間晃子、玉井明子、寺井成世、
        班L長瀬秀史、班SL植草由利、講師:宮崎紘一、内藤誠之郎
   記録  文/河野悠二  写真/長瀬秀史


 数日前に降った雪でスノーシュー体験が期待できそうである。バスも渋滞に合わず、順調に富士見パノラマスキー場に到着した。駐車場はほぼ満杯である。スノーシューレンタルとゴンドラチケットの手続きをする。ゴンドラ料金、スノーシューレンタル料金ともに特別割引があった。

御所平峠で休憩

スノーシューを履いて登山口へ


 全員スノーシューを抱えてゴンドラに乗り込む。快晴の空の向こうに八ヶ岳が望まれる。ゴンドラ頂上駅でトイレ、ミーティング、準備体操、スノーシュー装着を済ませ出発する。やはり雪質が良くトレースのある雪道を歩く。周りには動物の足跡も見られる。徐々に受講生もスノーシューに慣れてくる。

山頂で山座同定

慣れないスノーシューで山頂到着


 御所平峠に着くと風の吹き抜けで結構寒い。休息後順調に歩行し、最後の急な雪道を上がると広い頂上に飛び出す。八ヶ岳、中央アルプス、甲斐駒ケ岳方面の展望に歓声が湧く。残念だが富士山は雲の中である。記念撮影後、風を避け樹林帯方面に下ったところで昼食とする。


林の深雪を楽しんでしばし休憩

林の中で食事スペースを作る


 日差しにより時々木の枝から雪が落ちてきて冷たい。受講生はスノーシューが楽しいと満足そうである。昼食後は樹林帯の中の新雪帯をめいめい好きなルートを選び下ってもらう。皆、子供に戻ったように歓声を上げながら下って行く。スノーシューを履いていても膝上まで潜る。トレース上の雪道との差を感じることができた。三ツ峠山でできなかったアイゼン歩行も、この雪では全くできない。入笠湿原のすり鉢状の鞍部で雪に囲まれた中でゆったり休息をとる。


ゴンドラ乗り場前で八ヶ岳をバックに

 後はゴンドラ頂上駅に向け登りを順調にこなし、無事頂上駅に到着した。再度、記念撮影後ゴンドラで山麓駅に下りる。予定より早くバスが出発できた。帰りも道路は順調で立川には17時に到着した。今回はスノーシュー歩行に慣れてもらったが、楽しい山行に親しんでいただけた。第5期初級登山教室も、後は雲取山の修了登山を残すのみとなった。受講生も2年間の経験で驚くほど成長したと感じた。




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