第5期初級登山教室 登山実習「陣馬山」


陣馬山

陣馬山山頂にて


   日時  2017年2月18日(土)
   行程  J小仏バス停→小仏峠→景信山→底沢峠→明王峠→奈良子峠→陣馬山→栃谷
         →陣馬登山口バス停
   参加者 33名(受講生21名、スタッフ13名)
    〔1班〕大澤則彰、小澤知信、菊池美奈子、竹内美生子、馬場久子、山本知章、
        L岡義雄、SL土井充、講師 宮崎紘一、SP中原三佐代、SP中村敦子
    〔2班〕 大根菜津美、加藤美穂、櫻井範子、台蔵一雅、高間晃子、寺井成世、福井和枝
        L武藤篤生、SL芦川昌子、SP山本憲一、SP小河今朝美
    〔3班〕 浅香利恵、大澤早苗、梶原勇樹、諏訪久美子、玉井明子、松尾悦子、森英昭、安田令
        L長瀬秀史、佐久間マサエ、山行L河野悠二、SP中村哲也
   記録  文/武藤篤生  写真/長瀬秀史


 [小仏峠から奥高尾縦走路へ]
 前日は最高気温が20度と2月としては異常な暑さであったが、この日は例年並みでやや雲はかかっているものの登山日和である。集合場所の高尾駅前は多くの人でごった返している。出欠をとり小仏行きのバス停の長い列に並んだ後に、3台のバスに分乗し小仏に向かう。小仏バス停前の広場で、他のパーティと場所をわけながら準備体操と出発前のミーティングを行い、2班から順に出発する。


小仏峠で休憩

小仏バス折返し場で体操


 年によっては凍っている路面も凍結は見られない。林道の終点に着く頃にはやや汗ばみ、衣服調整を行って登山道へと進む。小仏峠までの単調な登りもやや速めのペースで順調に足を進める。小仏峠の狸の石像のそばで休憩を取り、景信山に向かう尾根道を進む。登山道からやや離れた場所に数基の石碑が見られたが、スタッフによると、昔、小仏峠にあった関所の役人の墓だそうだ。例年尾根道は凍結が見られるが、凍結どころかぬかるみもなく快適に足をすすめまもなく景信山に到着する。

景信山に到着

景信山へ向かう


 [新緑と晴天にめぐまれ、快適な尾根歩き]
 景信山山頂は、いつも多くの登山客で賑わっている。ここでしばし休憩を取る。雲が多く残念ながら富士山は望めないが、埼玉、東京方面の眺めは素晴らしい。景信山の山頂直下の急な下りは凍結していないもののぬかるみがひどく、ストックを出すよう指示が飛ぶ。難所をすぎ平坦な縦走路を進む。登山者が多く明王峠も混んでいることが予想されるので、予定の明王峠まで進まず手前の平地で食事をとる。食事の後、陣馬山に向かって進む。丹沢の山々、下方に見える相模湖、新緑のなかの心地よい尾根歩きである。陣馬山の手前の坂は例年ぬかるんでいて苦労するが、今年は若干ぬかるんでいたものの難なく山頂に到着する。めいめい360度の景観を楽しんだ後、馬のモニュメントの前で全体の記念写真を撮ってから栃谷方面に向けて出発する。


明王峠で休憩

ぬかるみの無い快適な道を明王峠へ


 下山も順調で時間に余裕があることもあり農産物の販売所で寄り道などをしながら栃谷の集落に到着する。観光トイレの前で靴を洗い、輪になって次回の山行のミーティングと整理体操を行う。バスの時間にあわせて出発し、バス、電車を取り次いで帰路につく。
 凍結やぬかるみが少なく歩行しやすかったこともあるが、終始ハイペースの登山であった。受講生たちの体力の充実が実感できた山行である。



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