第5期初級登山教室 登山実習「高川山」


高川山

禾生駅分岐の鞍部にて


   日時  2016年11月12日(土)晴れ
   行程  JR中央本線初狩駅発 9:30〜9:50登山口(地図読み)10:10〜(女坂経由)
         〜11:25高川山11:30〜11:40むすび山(昼食)12:15〜13:05林道出合13:15
         〜13:20林道途中(持物チェック)13:50〜14:40禾生駅
   参加者 30名(受講生22名、スタッフ8名)
    〔1班〕大澤則彰、小澤知信、菊池美奈子、白川 梓、竹内美奈子、前田明代、山本知章、
        L:山本憲一、SL:西村智磨子、講師:宮崎紘一
    〔2班〕 大根菜津美、加藤美穂、櫻井範子、台蔵一雅、高間晃子、寺井成世、福井和枝、矢澤大史
        L:酒井省二(講師)、SL:芦川昌子
    〔3班〕 浅香利恵、大澤早苗、諏訪久美子、玉井明子、松尾悦子、森 英昭、安田 令
        L:河野悠二(山行L)、SL:長瀬秀史、SP小河今朝美
   記録  文/河野悠二  写真/長瀬秀史


 前日は曇で気温が上がらなく寒かったが、今日は朝から天気が良く家のベランダから富士山も望まれる。中央線沿線の山々には少し霧がかかっている。朝の霧は好天の兆しである。初狩駅に集合するものの、駅構内のトイレで混雑している。駅前広場でコース説明、諸注意、準備体操をし出発。


明るい尾根道を歩く

地図読み講座


 登山口までは舗装道路を行くが、霧も予想通り晴れて来た。紅葉の木々も美しい。登山口では、宮崎講師による地図読み講座を実施していただく。その間にも紅葉と富士山の展望に大勢の登山者が通り過ぎて行く。3班の間隔を若干取りながら登山道に入る。女坂経由で登山道を進む。途中で白く化粧をした富士山が見え受講生から歓声が上がる。これで一気に元気がもらえる。

高川山山頂にて3班

高川山山頂にて1班


 頂上手前のなだらかな尾根辺りの紅葉と木漏れ日が疲れた体を癒してくれる。順調に登ってきたが、既に高川山山頂から下山してくる登山者に出会う。多分、頂上は満杯なのだろう。最後の急登で頂上に出るが、やはり山頂は登山者で一杯である。富士山も良く見えている。残念ではあるが、班毎に記念写真を撮り早々に下山する。急な滑り易い登山道を注意しながら下り、禾生駅分岐の鞍部を過ぎた「むすび山」に登り昼食とする。受講生、スタッフから果物やお菓子のサプライズをいただく。


見事な紅葉に目が留まる

高川山山頂にて2班


 昼食後に先程の鞍部に戻り、全員写真を撮りいよいよ下山である。一部急で滑り易い下りをこなし、陽を浴びた紅葉を堪能しながら沢沿いの道を下る。林道に出たところで地図読み。尾根、沢の状況から現在位置を確認する。林道を暫く下った所の陽だまりで、班リーダーの持物確認をする。個人装備表以外の持物も何のために持って来ているかを解説しながら受講生に確認してもらう。共同装備、薬品袋についても確認してもらった。後は、のんびり周りの景色を楽しみながら禾生駅に1時間ほど早く下山した。受講生には少し物足りない山行であったようである。



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