第4期初級登山教室 登山実習「高畑山・倉岳山」


高畑山

高畑山山頂にて


   日時  2016年11月5日(土)
   行程  JR中央本線鳥沢駅前7時55分→8時00分仮設トイレ8時10分→8時30分小篠
         登山口8時45分→9時15分穴路峠分岐9時25分→10時20分仙人小屋跡10時30分
         →11時00分高畑山11時30分→12時05分天神山→12時10分穴路峠12時15分→
         12時45分倉岳山13時05分→13時45分立野峠13時55分→14時10分水場→
         15時20分登山口→15時40分JR梁川駅
   参加者 27名(受講生17名、スタッフ10名)
    〔1班〕神戸真樹子、人見茂子、指田久子、奥山陽子、小池清次郎、丸山広幸
        L小野勝昭、SL濱野弘基、(講師)宮崎紘一
    〔2班〕 石川さとみ、山内ひとみ、齋藤眞子、小林万里子、国安薫、青木義仁
        L北原周子、SL東敦子、SP竹中彰、山行L石井秀典
    〔3班〕 関口順子、内村直子、今野英美、吉岡礼子、内藤誠之郎
        L長瀬秀史、SL富永真由美、SP山本憲一
   記録  文/石井秀典  写真/長瀬秀史


 JR中央本線の鳥沢駅前に集合した。青空が広がり周囲の山が良く眺望できる。駅にはトイレがなく甲州街道を歩き仮設トイレへ。仮設トイレ前で出発ミーティングを行う。登山口のある小篠集落までは町の中の分かり難い道を標識を見ながら歩く。小篠集落奥の金網ゲートから登山道に入る。


分岐点で地図上の現在位置を確認

このゲートを入る


 小篠貯水池を過ぎると歩き難い沢沿いの道となる。途中に「峠道文化の森入口」の標柱が立ち、この道が穴路峠を越える古道であることが分かる。薄暗い樹林帯の中の道を行くと道標が立つ穴路峠分岐に着く。左が穴路峠へ、右が高畑山への道である。地形図には高畑山への道が書かれてなく、地図上での現地確認は難しい。GPSで現在地を確認した。


穴地峠へ下る

明るい樹林帯の急登


 高畑山へのルートは、しっかりした登山道である。樹林帯の中の急登が続き、傾斜が緩んだところが仙人小屋跡だ。道標を確認して更に高畑山への急坂を登る。傾斜が緩んで高畑山山頂に到着した。すぐに目に飛び込んだのがうっすらと雪化粧した富士山である。大月市の秀麗富嶽十二景に指定された眺望だ。山頂で昼食をとる。他の登山者が多くなってきたので集合写真を撮り倉岳山に向かって出発した。


高畑山山頂で2班

高畑山山頂で1班


 高畑山から倉岳山へは、標高144mを下り穴路峠へ、峠から152mを登り返すアップダウンの厳しい道だ。最初の下りが急坂だ。慎重に下ると傾斜が緩み、色づき始めた紅葉を見ながら進む。天神山では鳥沢方面が良く眺望できた。そのすぐ下が穴路峠だ。切通し状で往時を偲ばせる雰囲気のある峠である。峠からはまた急登である。西の肩と言わる尾根まで登ると山頂道標が見えて倉岳山に到着した。山頂の南側には秀麗富嶽十二景の富士山が、北側には大月などの市街地や扇山、百蔵山が、その奥に雲取山、雁ケ腹摺山などがパノラマ状の広がる眺望である。進行が予定より早いので山頂で少し長い休憩をとる。


倉岳山山頂にて

高畑山山頂で3班


 集合写真を撮影後、立野峠へ下山を開始する。ここも最初は急な下りである。樹林帯の中の眺望がない道を下り続けて行くと、新しい道標が立つ立野峠に到着。峠は十字路分岐になっており、梁川駅方面の矢印を確認して出発した。急斜面をトラバース気味に下ると表示版がある水場に到着。水場からは月尾根沢沿いの道となる。沢の両側にあるトチやサワグルミなどの巨樹を見ながら歩くが、沢沿いの道は歩き難く長い道のりであった。沢に架かった桟橋を渡ると道が良くなり、やがて舗装された登山口の道に到着した。舗装道路を約20分歩きJR梁川駅に着く。駅舎横で終了ミーティングを実施し、登山教室を終了した。



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