第5期初心者登山教室 登山実習「御前山」


御前山

御前山山頂にて


   日時  2016年6月18日(土) 晴れ
   行程  立川駅北口・多摩信金本店前広場発 7:30 =(貸切バス)=8:50都民の森9:10
         =9:15月夜見第二駐車場9:50→10:30小河内峠10:45→11:50惣岳山(昼食)
         12:20→12:40御前山山頂13:10→13:30惣岳山13:40→14:25小河内峠14:40
         →15:20月夜見第二駐車場15:40=(貸切バス)=15:50都民の森16:20=18:00
         立川集合場所
   参加者 43名(受講生30名、立川市1名、スタッフ12名)
    〔1班〕浅香利恵、岡崎佳代、乙津理恵子、梶原勇樹、櫻井範子、諏訪久美子、滝沢千絵子、
        寺井茂世、松本てる子、矢澤大史、安田令、L岡義雄、SL佐久間マサエ、
        講師 宮崎紘一、山行L河野悠二
    〔2班〕 石原輸佳、大澤早苗、大澤則彰、菊池美奈子、酒井勝之、竹内美生子、玉井明子、
        松尾悦子、森英昭、山本知章、L武藤篤生、SL東敦子、SP中村美奈子、SP小山幸勇
    〔3班〕 大根菜津美、小澤智信、加藤美穂、白川梓、高間晃子、馬場久子、福井和枝、
        前田明代、八木智美、田中謙次(立川市職員)、L長瀬秀史、SL山本憲一、
        SP高橋恵子、SP中原三佐代
   記録  文:長瀬秀史/写真:山本憲一、河野悠二


 本日は第5期のみなさんにとって、初心者登山教室最後の登山実習であり、全6回に渡った教室の締めくくりとなる。過去2回の実習でもそうであったが、本日も梅雨の中休みなのか、恵まれた天気の中での登山となった。3回目ともなるとみなさん、新たな仲間と親交を深めあい、行きのバス内ではおしゃべりが絶えなかった。車窓からは前回登頂した大岳山が眺められ、歓声もあがっていた。バスは定刻通りに出発してトイレ休憩ののち、予定より早く登山口に到着した。月夜見第二駐車場で準備体操を行い、各班ごとに足の運び方やザックの担ぎ方、ストックの使用時の注意点などのレクチャー・ミーティングを行い、3班より出発した。


御前山山頂にて3班

登山口からまずは下る


 かつてこの時期は虫の来襲に悩まされていたが、天気も良く空気も乾燥しているためか、この3年ほどは出没しなくなってきている。念のため皆さんには虫よけを持ってきてもらっているが、今回も使用することはないだろうか。
天気には恵まれているが、樹林帯での登山道であるため直射日光には当たらずに済む。さわやかな風がここちよく、虫の来襲もなく1時間かからないで小河内峠に到着。樹木のところどころから、奥多摩湖や石尾根方面の山々が顔をのぞかせている。みなさん、歩き方の基本を忠実に守って順調に歩を進めていて、足取りも軽い。


御前山山頂にて1班

御前山山頂にて2班


 小休止ののち、惣岳山への本格的な登りとなった。このあたりから虫が少しずつ姿を出し始めてきたが、かつてのような集団による来襲とはならなかった。1時間ほどで惣岳山に到着し昼食となった。奥多摩湖方面からの登山者も多く、ちょうど昼食時と重なったこともあり、食事場所の確保にはみなさん苦労していた。昼食後、20分ほどで山頂に到着すると、奥多摩三山を初めて踏破したことに軽いハイタッチ。完登の感激にしばしふける場面が見られた。少し遅れて到着した1班のみなさんと全員で登頂記念撮影。支部旗がなかったことはご愛嬌だった。


この後、最後の登りが待っている

涼しい風が吹く中快適に下る


 下山途中で、受講生の一部の方から、足の運び方で何かおかしい点はありますかなど、歩き方について積極的に質問されることがあり、アドバイスするとすぐ実践してその効果のほどを確認していた。みなさん、何かしら個人個人で課題を持って参加しているらしく、知識とノウハウを吸収しようという意欲があふれていた。小河内峠での休憩ののち、途中で体調を崩した方や登山靴の靴底の剥離を起こしてしまった方もいたものの、全員事故もなく無事に登山口へと戻ってくることができた。初心者教室は本日で終了となるが、行きのバスの中で初級登山教室への参加希望を伺ってみたところ、ほとんどの方が参加を希望されていて、登山への熱心さがよく伝わってきた。7月から始まる初級登山教室への期待とともにみなさんの積極的な取り組みが楽しみになってきた。


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