第3期初級登山教室 登山実習「棒ノ折山」(969m)


棒ノ折山

棒ノ折山山頂にて


   日時  2014年10月25日(土)
   行程  東青梅駅7:45→上成木バス停8:35→小沢峠9:00→馬乗馬場12:25→黒山12:45→
         棒ノ折山13:50→奥茶屋キャンプ場15:50→清東橋バス停16:50→川井駅17:03(解散)
   参加者 30名(受講生17名、スタッフ13名)
     〔第1班〕L小野勝昭 SL武藤篤生 講師:宮崎紘一 SP竹次優子
          石原和子、市川俊彦、鹿島陽子、清水節美、富田実智代、西山さより、原 訓子
     〔第2班〕L北原周子、SL石井秀典、SP竹中 彰、SP高橋恵子
          石川由紀子、小河今朝美、金丸恭子、川尻久美子、澤村雅人、松本敦子
     〔第3班〕L長瀬秀史 SL土井 充 SP辻橋明子、SP中村美奈子、SP林 静男
          植草由利、中島かよこ、中原三佐代、吉川三鈴


 好天が予報された25日。集合場所の東青梅駅前バス停では、快晴の空が広がっていた。今日の生徒さんは、当初25名が申し込んでいたが、体調不良・予定変更等で集合したのは17名となった。スタッフ合わせて30名は、登山口である上成木バス停に向かって出発となった。
 今回登る「棒ノ折山」は東京都側からの呼び名であり、埼玉県側では「棒ノ嶺」と呼んでいるとのこと。山頂にはその2本の標識があった。「棒ノ折」の名の由来は鎌倉時代の武将・畠山重忠が杖として使っていた石の棒が折れてしまったことに因んでとか、或いは山頂部が広いカヤトの原であることから坊主の尾根と呼ばれ、後に「坊の尾根」・「棒ノ折」となったという説など、諸説あるらしい。


途中で地図読み講習

出発前のミーティング


 出発前にグループミーティングと準備体操ののち、3班を先頭に1班・2班の順に時間差でのスタートとなった。小沢峠の急登を経て、緩やかなアップダウンを越えながら、登っていく。所々でこの尾根のことを「常盤尾根」と呼んでいる標識が出てくるが、途中の「黒山」のことを「常盤山」と呼んでいるそうである。杉林が連続し眺望に恵まれない登山道だが、天気も良く時折吹いてくる風が心地よい。うっすらと汗をかいたところで、広場のようなところに出た。畠山重忠が馬術の稽古をしたとする「馬乗馬場(まのりばんば)」という標識が立っている。ここで昼食とする。


黒山山頂にて2班

立休憩で談笑


 ここまで結構な急登あり、アップダウンの連続もあったのだが、淡々として生徒さんは歩みを進めていた。実習の成果がよく出ている足運びである。
 昼食後、出発。黒山に着く。ここは先月登った高水三山から合流する分岐であり、三山もよく見えている。ここで班ごとに記念撮影後、埼玉県方面への分岐である権次入(ごんじり)峠を過ぎ、東西に広い山頂が特徴の棒ノ折山に到着した。  


黒山山頂にて3班

黒山山頂にて1班


 ここまで結構な急登あり、アップダウンの連続もあったのだが、淡々として生徒さんは歩みを進めていた。実習の成果がよく出ている足運びである。
 昼食後、出発。黒山に着く。ここは先月登った高水三山から合流する分岐であり、三山もよく見えている。ここで班ごとに記念撮影後、埼玉県方面への分岐である権次入(ごんじり)峠を過ぎ、東西に広い山頂が特徴の棒ノ折山に到着した。  

 天気は良いのだが、埼玉県側の一望する峰々は、ガスが邪魔をして絶好な展望とはいかなかった。家族連れ、グループなどたくさんの人が集まっていて、さすが人気の山である。しばらく展望を楽しんでから下山にかかる。バスの発車時刻までかなり時間があるため、急なくだり道をゆっくり・のんびりと歩いていく。山葵田が連続するようになり、しばらくで奥茶屋キャンプ場に出た。車道を経て清東橋バス停からバスで川井駅に出て、全員の無事下山を確認して本日の教室を終了した。
(記録文・写真/長瀬秀史)

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