第1期初級登山教室 登山実習「川苔山」


川苔山

   日時  2013年11月16日(土) 晴れ
   行程  川乗橋9:10〜10:00細倉橋10:30〜12:05火打石谷(昼食)12:35〜13:35川苔山13:50
         〜15:55大根ノ山ノ神16:05〜16:50鳩ノ巣駅
   参加者 26名(受講生16名、支部会員10名)
          (L:リーダー、SL:サブリーダー)
     〔1班〕L河野悠二、SL小松原勝久、大橋勤、川路悦郎、鬼頭勝美、佐々木則行、清水茂美、
         高橋恵子、中釜義之、仲谷朋尚、藤澤京子 
     〔2班〕L長瀬秀史、SL北原周子、川崎真琴、小山幸勇、佐々木芳行、新山晴美、濱野弘基、
         本間俊幸、八木佳苗
     講師:宮崎紘一
     スタッフ:竹中彰、山本憲一、東敦子、長尾律子、飯島文夫


 川苔山の計画では、行く前から日没との関係からヘッドランプ着用の下山行動となることが議論された。ただ、下山先がバス停ではなく直接鉄道の駅なのであまり時間に追われることなくヘッドランプの用意をしておけば、気分的には余裕がでてくるので、事前に受講生には、ヘッドランプの必携と点灯確認及び予備電池の持参を促した。また、紅葉時期と重なり混雑が予想され、残念ではあるが百尋ノ滝には寄らないことにした。


水量の多い川苔谷

山道に入るといきなりの急登


 当日は、やはり駅前のバス停は混雑しており、中央線の遅れなどもあり定刻前にバス1台が発車し、その後定刻1台、増発2台に分乗して出発。川乗橋バス停でミーティングを行い、コンクリートの林道を行く。我々の他にも団体がおり前後する。細倉橋のトイレは男女兼用の1室で長蛇の列となる。30分程の待ち時間を利用し、受講生の参加費及び支部員の安全対策費の徴収を行う。ここから川乗谷沿いの登山道となる。


少しずつ紅葉が進む中を

落ち葉の道をサクサクと


 谷沿いは紅葉も進んでおり、太陽に照らされ黄色く色づいた葉がまぶしい。予定通り百尋ノ滝には寄らず急な登山道を登り、一気に火打石谷まで1時間半歩き通し、昼食とした。受講生も力がついてきたと実感した。沢沿いの道でリンドウを見つける。陽も当たっておらず、花は閉じたままであった。沢沿いの道から尾根に上がり、川苔山の肩に登り、そのまま最後の登りを上がり、人の多い川苔山山頂に着く。富士山は眺められなかったが、雲取山方面が望まれ卒業登山の雲取山を受講生は心行くまで眺めていた。


やっと山頂、お疲れさん

何を見つけたのでしょう


 早々に全員の記念写真を撮り下山にかかる。順調に下り大根ノ山ノ神で、何とかヘッドランプを使用しなくても下山できそうなので、しっかり休息を取り、最後の下山をする。コンクリートの生活道の手前で若干植林帯で暗く感じたが、問題なく鷹ノ巣駅に着く。整理体操と解散挨拶をし、無事解散をした。受講生は良く歩き頑張れるようになり、一段と力をつけたと感じた山行であった。
 (文/河野悠二・写真/飯島文夫)

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