初級登山教室 3月登山実習「扇山」(2013年)


陣馬山

   日時  2013年3月16日(土)
   行程  猿橋駅前9:00(バス乗車)〜9:06百蔵山入口バス停9:30〜10:20富士山展望広場10:30
         〜11:05百蔵山11:20〜12:05宮谷分岐(昼食)12:30〜大久保山13:55〜14:10扇山
         14:45〜県道出会15:55〜16:00犬目バス停16:23(バス乗車)〜16:46四方津駅
   参加者 35名(受講者22名、支部会員12名、体験参加者1名)
          (L:リーダー、SL:サブリーダー)
     〔1班〕L河野悠二、SL小松原勝久、大橋勤、川崎真琴、小山幸勇、高崎一寿、新山晴美、
          濱野弘基、山本玲子
     〔2班〕L石井秀典、SL長瀬秀史、佐々木則行、佐々木芳行、富永真由美、中釜義之、
          中村美奈子、藤澤京子、本間俊幸、馬淵恵美
     〔3班〕L宮崎紘一、SL岡義雄、賀澤睦美、川路悦郎、鬼頭勝美、清水茂美、高橋恵子、
          宮原順一、八木佳苗、竹次優子
      講師:酒井省二  スタッフ:竹中彰、山本憲一、西村智磨子、岡田陽子、北原周子
      撮影:長瀬秀史


 中央本線の猿橋駅に三々五々集合し、時間短縮と体力温存のため、図らずもバスを利用し、百蔵山入口バス停で下車。恒例の挨拶、体操、班毎の登山上の注意事項などを済ませ、予定通り9時半出発。本格的な登山道まではコンクリート道の急坂を富士山を見返りながら登る。


第2班が続く

バス停から歩き出す1班


 今日は天候も良くかつ暖かい。樹林帯の中、電光型の登山道を登り尾根に飛び出すと正面に堂々とした富士山が目に飛び込んでくる。絶好のカメラポイントと休息場所である。ここからは暖かな日差しを浴びながら30分強で広くなだらかな百蔵山頂上である。


第1班

富士をバックに3班が続く


 富士山を初めに丹沢山塊、道志の山々の眺めを堪能しながら軽い食事をする。百蔵山からは、今回の山行のポイントである150m強の急な下りである。雪が全くないので不安はないが慎重に下る。その先は、多少の登り下りと巻道などを利用し、昼頃に宮谷分岐の峠状のなだらかな場所で昼食とした。最後の3班の若干の遅れがあったが、全員昼食を済ませる。


富士をバックに第2班

今日は富士山がきれいだ


 ここからは大久保山への急な登りが300m程あり、気合を入れなおして登る。受講生の皆さんも今年3回目の山行で山に少しずつ慣れたようで一気に登り、扇山までのなだらかな尾根を登り切って、扇山山頂に到着。多少雲が出てきたが、富士山もまだ見えており最後の展望を堪能する。先月登った陣馬山の確認をしながら3班の到着を待つ。


百蔵山山頂にて

富士をバックに第3班


 全員休息の後、扇山の頂上からの急な下りを、君恋温泉の分岐を2回見送り県道まで降りバス停に到着した。バスの便は1日1便で、3班の到着が心配されたが何とか間に合った。バスは貸切状態で四方津駅に向かい、四方津駅前で解散式をした。今回の山行は、受講生にとって若干ハードな行程であったが、皆さんのステップアップを狙った山行であり、これで自信を持っていただければと期待したい。
(文/河野悠二 写真/長瀬秀史)

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