初級登山教室 1月登山実習「笹尾根」(2013年)


小棡峠

   日時  2013年1月19日(土)
   行程  武蔵五日市駅前9:00(バス乗車)〜9:43笛吹入口バス停10:20〜10:40小棡峠登山口〜
         10:55林道上広場11:15〜12:00昼食(雪原)12:30〜1300小棡峠13:25〜14:30
         小棡峠登山口14:45〜14:55笛吹入口バス停15:09(バス乗車)〜15:54武蔵五日市駅前
   参加者 25名(受講者16名、支部会員9名)
          (L:リーダー、SL:サブリーダー)
     〔1班〕L河野悠二、SL小松原勝久、大橋勤、小山幸勇、高橋一寿、新山晴美、野口正江、
         山本玲子
     〔2班〕L石井秀典、SL西村智磨子、佐々木則行、佐々木芳行、富永真由美、仲谷朋尚、
         中村美奈子、馬淵恵美
     〔3班〕L宮崎紘一、SL岡義雄、鬼頭勝美、清水茂美、中釜義之、八木佳苗
      総リーダー:酒井省二  サポーター:竹中 彰、澤登 均


 登山教室実施5日前、関東地方に大雪が降る。現地調査では6年ぶりの大雪とのことで山には約50pの積雪があり、受講生にアイゼン等雪山装備の持参を確認する。(装備未所有者には会員が持参し貸与する。)
武蔵五日市駅前9:00発バス乗車し、笛吹入口バス停で下車。バス停横広場に集合し、平成25年最初の登山教室であり竹中支部長の挨拶後、スパッツ着用、地図でルート確認等して10:20出発。笛吹集落を通り小棡峠登山道入口へ。


慣れないアイゼン着用を指導

小棡峠登山道入口


樹林帯の凍結した登山道を雪山歩行練習として約15分の林道上広場まで歩く。広場で会員指導のもとアイゼンを装着する。樹林帯を過ぎると積雪が多くなり雪のトレースの中をアイゼン歩行練習を行いながら歩く。天候が良く三頭山、御前山、大岳山が眺望されて雪山の美しさを十分に味わう。


雪に座って食べる美味しい昼食

キラキラ輝く雪がきれい


 途中、陽当りの良い雪原で昼食をとる。昼休みのトイレは、山のトイレマナーとして使用済み紙の持ち帰りを徹底して貰う。昼食場所12:30出発。雪のトレースを約30分歩き標高1030mの小棡峠に到着。


雪山も楽しいね

小棡峠


 小棡峠は笹尾根の稜線上にあり、南側には大きな富士山が霞んで見える。
予想にない大雪のために実習登山の進行が大幅に遅れ、予定した縦走コース(小棡峠→浅間峠→上川乗バス停)を歩くには時間的に難しいと考え、計画変更を決断し小棡峠から出発点の笛吹入口バス停に戻ることとして受講生に伝える。



笛吹入口バス停に下山

初めての雪山体験に満足


 13:25小棡峠を出発。アイゼン歩行は慣れたが深雪の中の歩きで疲労が出てきた受講生もあったが、約1時間の歩きで小棡峠登山口に着く。アイゼンを取り外して笛吹入口バス停に14:55到着。15:09のバス乗車し武蔵五日市駅前で解散する。今回は思いもよらぬ雪山歩きの実習が行われ、受講生はまた一つ登山技術の習得が出来たと思われる。
(文/石井秀典 写真/澤登 均)

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