平成28年度 御岳山レンゲショウマ観察とロックガーデンハイキング



日時  2016年8月23日(火)曇
行程  御岳平10:15〜富士峰(レンゲショウマ観察)〜12:10御岳神社下12:20〜
       12:30長尾平(昼食)13:10〜13:25御岳神社13:40〜14:25御岳平解散
参加者 32名(一般19名・会員13名)
        [一般参加者]
        浅川芳江、有山あつ子、伊藤博通、伊藤祐子、岡本圭祐、神田和子、小城敏子、
        小林紀雄、小尾令子、佐藤明子、茅野千鶴子、中嶋啓、林好美、原野孝通、平山陽子、
        松山やす子、三島敏明、三島ゆり子、渡辺幸子、 4組19名 
        [支部会員・講師]
        石井秀典、北原周子、廣田博、松川信子、サポーター:岡義雄、笠原功、佐々木芳行、
        茂出木協子、西谷隆亘、八木五郎、濱野弘基、高橋恵子、河野悠二 13名


 御岳山レンゲショウマ観察会とロックガーデンハイキングは今回で7回目である。新聞社の募集記事で募集人員30名に53名と大勢の応募があった。大人数なので今回は抽選をさせていただきキャンセルを見込み33名の応募者を受け入れた。
前日は台風の通過で青梅〜奥多摩間が夜近くまで不通となっていた。明日の交通機関の遅れが心配である。キャンセルも大分ありいたしかたない。明日のキャンセルもあるだろう。天候の回復を祈りつつ床に就く。
当日は、天候も回復してきたが不安定であり午後から崩れる予報である。スタッフはケーブル頂上の御岳山駅に9時に集合し、受付などの準備をする。昨日の台風の影響でレンゲショウマに被害がなかったか富士峰園地まで様子を見に行く。被害らしい状況はほとんどなく参加者の受け入れに備える。ケーブルで参加者が上がってきて受付をする。事前の班分けで参加費、資料、班分けリボンなどを渡す。結局19名の参加者があった。御岳平10時集合に遅れた参加者もおらず、挨拶と注意事項、準備体操などをし、記念撮影後4班に分かれて出発。



 昨日の台風通過後の天候でさすがに混雑するほどの人ではないが団体ツアーも来ている。富士峰園地にあるレンゲショウマは最近シカ食害が出始めたので全体にネットが張られ入口と出口は開園時間だけネットを開けてある。富士峰園地は約5万株のレンゲショウマの群生地で日本一と言われている。あまり渋滞もなく観察と写真撮影を堪能する。前日の雨によりレンゲショウマの花に滴を付け、また蜘蛛の巣にも同様の滴により背景として条件が良い。今年は花の数も少なく感じる。何時見ても可憐な花である。レンゲショウマ群落の中にミヤマタニワタシ、ソバナ、カシワバハグマ、モミジガサなども観られた。



 御岳ビジターセンターに先行しロックガーデンの様子を伺う。昨日の大雨で2ヶ所ほどくるぶし近くまでの水が出ているところがあると情報を入手した。一部の参加者がスニーカーなのと無理をせず安全に観察会を終えることに計画を変更した。講師・サポーター・参加者にロックガーデンハイキング中止を伝え了解を得た。長尾平で昼食を取ることにした。時々青空も覗くようになる。帰りはロックガーデンハイキングを中止し時間もあるので折角なので御岳神社に寄る。御岳神社の説明などを講師にしていただく。御岳ビジターセンターに寄り休息を兼ね今回の協力にお礼を言う。御岳山駅に戻る途中で参加者2名が不明となるが既に駅で待っておられた。班を離れる時はスタッフに申出るなどの注意は出発前にお願いをしたい。昨日の雨で水が出てロックガーデンハイキングは危険と判断し中止したことを参加者にお詫びし解散をした。
(文/河野悠二、写真/茂出木協子)