刈寄山&ノラボウ菜収穫



日時  2013年4月23日(火)
行程  武蔵五日市→広徳寺→金剛の滝→今熊山→刈寄山→舟子尾根→愛宕山→刈寄の滝
        →本多農園でノラボウ菜収穫。終了後に懇親会。
参加者 16名
        本多祐造、石井秀典、大船武彦、岡義雄、岡田陽子、笠原功、河野悠二、中野英次、
        西谷隆亘、西谷可江、平井康司、平井安乃、廣田博、松川信子、八木五郎、茂出木協子
       

 今年も地元にお住まいの本多会員にお世話様になりました。山萌える頃、山の風景は優しい。戸倉三山のなかの今熊山(505m)、刈寄山(687.3m)とノラボウ摘み―と盛り沢山の行程を16人の会員と歩いた。天候に恵まれた一日を五日市駅よりスタート。連休に入る前の山は静かです。
 川沿いにはカワセミも見られ春見つけをしながら、あきる野市にある臨済宗建長寺派の広徳寺を経由して、深い沢沿いの道をすすむと金剛の滝があります。金剛の滝は今熊山の北側の谷を流れる逆川にある滝で落差14mの「雄滝」、その手前を流れる小さな「雌滝」があります。滝壺の周りの崖には岩タバコが生えており7月頃に開花します。緑の滝壺周辺を飾りきれいでしょうね。此処だけの空気と静けさの世界がありました。森林浴です。空気が違います。

今熊神社にて

金剛の滝にて

 山肌の木々の芽吹きが美しく、「山笑う」山萌える季節を感じながら今熊山(505m)に到着。若葉茂る山萌える風景を眺めながらの贅沢なお昼です。五月の風に泳ぐ鯉のぼりと記念撮影。山は整備されています。木々のこの間に光も風も通ります。明るい森です。山つつじが彩りを添えます。
 足元には「稚児ユリ」の群落が道を飾ります。可愛い花に「稚児ユリ街道」と命名したくなりました。 若草色の木々の緑は美しい。クロモジの新緑がまぶしいほどです。刈寄山(687.3m)山頂に到着。
 愛宕山へのルートは地元の人しか入れないような複雑な地形です(舟子尾根だと思います)足元にタヌキの糞を発見。獣道なのでしょうか。久しぶりの藪こぎです。高低差のある藪の中を転がるように必死に着いて行きます。16人の足並みは確かです。地元の方の道先案内でもないと下れる山ではありません。故障者もなく無事下山です。リーダーの本多会員有難うございました。
 今日の行程中に22種類の野鳥のさえずりを観察できたと同行した友人から聞きました。鳥も春を満喫です。
本多会員のノラボウ畑で春の味覚の野菜摘み、春を満喫した(32,000歩)の山歩きとなりました。
次回は「奥多摩の山+徳雲院で座禅+ホタル」を計画しているそうです。楽しみです。
(文/茂出木協子 写真/廣田 博)