東京都レンジャーとの協働活動体験:川苔山ゴミ清掃に参加


自然保護委員会
日程: 2012年11月13日(火)
コース: 奥多摩ビジターセンター9:45(車)→10:50踊平トンネル→11:40川苔山肩の小屋跡
       (ゴミ清掃作業)→13:50踊平トンネル(車)→15:10奥多摩ビジターセンタ
参加者: 飯島文夫、石井秀典、笠原功、北原周子、河野悠二 5名/都レンジャー4名、
        サポート・レンジャー2名、環境省アクティブ・レンジャー1名

 今年の4月に実施した三支部合同雲取山登山の折、石尾根にて石積み作業をされていた都レンジャーに出会い、支部でお手伝いする方法を模索していたが、自然保護委員かつサポレンの石井氏が仲介役で調整をし、都レンジャーとの協働活動体験として川苔山小屋跡周辺のゴミ清掃が実現した。日程が直前で決まったため今回の体験参加は、自然保護委員のメンバーで対応した。




 当日は、奥多摩ビジターセンターに集合し、顔合わせ、作業確認後ヘルメットを借用し3台の車に分乗し、一路川乗林道奥の踊平トンネルを目指す。途中へリポート造成地手前で道路補修のため10分ほど足止めされたが、これが幸運にもリンドウの群落に出逢う。踊平トンネル横の空地に車を止める。踊平経由防火帯の整備された縦走路を川苔山の肩にあった小屋跡を目指す。この縦走路にもリンドウが目立つ。小屋跡周辺では霧が発生し肌寒い。昼食後に手袋を着用し、ビン缶の危険物をを麻袋、その他をネット袋に分別し収集する。小屋裏にゴミを埋めたとみられ、ゴミを引きづり出すと後からゴミがどんどん出てくる。1時間半の作業後、背負子やザックに積み踊平まで降ろす。収集したゴミは17袋、60sであった。
奥多摩ビジターセンターに戻り、東京多摩支部(自然保護委員)、都レンジャー、サポレン、環境省アクティブレンジャーの4者で今後の取組みについて意見交換をした。
今回初めて都レンジャーと協働活動を体験する貴重な機会を得られたことと同時に顔合わせができ、更に今後の協働活動に関する意見交換ができたことで、本格的な協働活動の推進力になることを願っている。(文/河野悠二)

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