「高尾の森づくりの会」の活動と植裁された森の観察及び景信山登山報告



開催日  平成22年11月17日(水)
コース  JR高尾駅北口(京王バス小仏峠行乗車口前)・・日影バス停下車8:40・・森づくりベース
        9:10・・高尾の森づくりの会の活動報告(50分)・・森づくりベース発10:00・・大ケヤキ休憩
        11:00・・今年の植裁地12:25・・景信山着12:45昼食(45分)・・景信山発13:30・・
        小仏峠バス停着14:40・・JR高尾駅北口着15:00・・解散
参加者  松本好正、岡 義雄、丸山さかえ、笹本 忠、小清水敏昌、城所邦夫、澤登 均、
        河野悠二、岡田陽子、宇野良夫、柄澤洋城、「高尾の森づくりの会」河西瑛一郎、
        黒木邦夫、(敬称略)

 平日曇天にもかかわらず高尾駅北口から出る小仏峠行バスはほぼ満員であった。
日影バス停で下車、小下沢林道へ入る。紅葉は見頃というところか、途中猿の一団と遭遇する。
林道を30分程進むと茶色の小屋が見えてきた。ここが「高尾の森づくりの会」のベースである。
ベースにはすでに高尾の森づくりの会の代表河西瑛一郎氏と黒木邦夫氏が薪ストーブを暖めて待っていた。森づくりの会は今年10回目の植樹際を行い610人が参加し、1600本を植樹したことなど「高尾の森づくりの会」の活動を熱く河西代表は語った。

小屋内で解説を聞く

 10時記念撮影を済ませザリクボ登山道を登りながら植裁地の地ごしらい、下刈り、除間伐、と広葉樹の植裁等について河西氏、黒木氏の解説を伺いながら登る。
2001年に初めて植樹した地域(0.8ヘクタール)には1000本が植えられ、ヤマザクラ、カツラ、トチノキ、ホウノキ、などが10年で立派な樹木に成長していた。
逆沢尾根道分岐で河西氏、黒木氏と別れ、2010年植裁地に向かう。2010年4月10日(日)に植樹祭が行なわれ1.5ヘクタールの地域に1600本の広葉樹が植えられたが現在は下草に覆われ、かろうじて竹に付けられた名札によって樹木名が判明する状態であった。小雨が降ってきたので昼食を景信山と決め作業道を通り山頂へと向かう。12:45分景信山頂に着く。山頂には10数名の登山者が休憩や食事をしていた。
山頂からは2010年の植裁地が一望でき10年も経てばこの時期きれいな紅葉を見ることが出来るであろう。

景信山山頂にて

13:30分小仏峠へ向け出発、途中景信山へ向かう登山者が以外に多いことを知る。陣場山、景信山はやはり高尾につぐ人気のコースなのであろう。
小仏峠を経て小仏バス停に14:40分に到着。15:00JR高尾駅北口で解散。
解散後有志で反省会と「高尾の森づくりの会」河西氏、黒木氏との懇親会にのぞみ盛会のうちに終了した。

「反省とお詫び」 今回の観察会参加予定者平井康司氏が当委員会の不手際で参加できなくなり大変ご迷惑をお掛けいたしました。
その原因は、当初計画では集合時間はJR高尾駅北口9:00というご案内を「たま通信1号、2号、」「東京多摩支部HP」に掲載し募集をかけましたが、その後計画内容を一部変更し10月15日の自然保護委員会にて変更を決定し、10月18日にHP並びに多摩支部メーリングリスト、に変更依頼をし募集チラシも変更しましたが、10月15日発行の「たま通信」には間に合わず変更出来ませんでした。
「たま通信」をご覧になった平井氏が9:00集合で高尾に向かわれたことは至極当然のことで、全面的に当委員会の失態であり深くお詫びを申し上げるものです。
今後計画立案に当りましては慎重審議し、二度とこのような事態の起こらぬよう努めたいと考えております。 (写真:澤登 均、 文責:柄澤洋城)