多摩の山々
15.御前山 (ごぜんやま) 1,405m
−頂上付近にカタクリが群生−
奥多摩町と檜原村の境界尾根に位置する。尾根には、三頭山、御前山、大岳山、御岳山などが競い合って奥多摩の景観をつくっている。大岳山,三頭山とあわせ「多摩三山」といわれる。宮内敏雄「奥多摩」は、名前の由来を「御前は男体に対する女体で、大岳に対する"姫御前"だ」ということではなく「"御膳"で神供する飯を盛るかたちが尖頂三角形をしているところからだ」という説が見事だと紹介している。大岳山から眺めた山容がいい。北に多摩川、南に秋川の支流を配し、多くのコースに恵まれる。頂上付近にカタクリが群生し、4月下旬〜5月上旬のシーズンには登山客で賑わう。
(文:高橋重之/写真:竹内康雄)

日本国土地理院「ウォッちず」 1/25000
