多摩の山々
12.棒ノ折山 (ぼうのおれやま) 969m
−埼玉に下ると名栗湖−
奥多摩町と飯能市の境。東京都と埼玉県の分境嶺/長沢背稜からさらに東に連なる山稜も、このあたりまでくると標高を落とし1000mを下回ってくる。鎌倉時代、武蔵の武将/畠山重忠が愛用していた石棒の杖が折れたというのが山名の由来。山頂は、茅の原っぱだったが、茅がなくなり大きな広場となっている。奥多摩町・清東橋バス停から登るコースがよく利用される。ゴンジリ峠から埼玉方面に白石沢を下ると名栗湖に出る。棒ノ折嶺、棒ノ峰、あるいは坊の尾根、坊主の尾根ともいった。
(文:高橋重之/写真:竹内康雄)

日本国土地理院「ウォッちず」 1/25000
