2009〜2010年 サテライト・サロン活動報告

■第5回 サテライト・サロン町田報告
日時 2010年11月28日(日)
 町田サロンのお誘いで「稲城の里山を歩く」に行ってみた。JAC東京多摩支部では各地にサテライト・サロンが創設されてから久しいが、サロンの活動に参加するのは、この日が初めてであった。
 ここ稲城市〜川崎市麻生区の辺りは、三十数年前に数年間荒らし回った懐かしい地だ。当時はニュータウン開発が急ピッチで進められていた。駅周辺を除き、大部分がキツネやタヌキが出没する里山であった。その後の変貌に興味がわき、参加を決めた。
 一行15名ハ定刻(9:00)どおりに京王相模原線・稲城駅に集合。一人だけ気の早い人がいて、解散地である小田急多摩線・栗平駅に向かったようだが、間もなく到着した。
 稲城駅南側の市街地を抜けると、眼前に緑の塊が広がった。幸か不幸かニュータウン開発から取り残された南山だ。昔から薪取りや田畑通いに利用されてきた古い道がまだ網の目のように残っていた。踏みしめる関東ローム層の土と落ち葉の感触が靴底に心地よい。木々は実を落としカエデは紅葉を始めていた。以前は薪の材料となったクヌギ、コナラに混じってハリギリ、ヤマザクラ、アオダモ、イヌシデ、エゴノキ、ダンコウバイ・・・など。低木ではムラサキシキブが紫色の実を輝かせていた。昔懐かしい谷戸の風景を眺めながら妙見尊に向かう。木々が途切れた所からは、京王線の向こうに向陽台、長峰などの高層マンション群と、その背後に多摩の山々が見渡せた。古い歴史のある妙見尊の境内にはウラジロガシの老木があった。村の人々をずっと見守り続けてきたのだろう。そばにはタマノカンアオイもあった。花期(来春)が楽しみだ
。  広々としたクヌギの森で休憩後、NPO法人が管理する「めぐみの里山」で野菜作りや野菜・ジャム直売所を見ながら妙見寺に下る。途中、小学生の優美海(ゆみか)ちゃんは、手づくりのパチンコをもらって、ドングリの実をパチン、パチンと打って大喜び。妙見寺では、黄金色に輝く大イチョウ、リンドウの花が迎えてくれた。紫色のノササゲの実が美しい。古い瓶の中ではカエルが万歳をしていた。
 一旦、住宅街に戻り、三沢川左岸を上流に遡る。三沢川は町田市小野路町を源流として川崎市麻生区黒川〜稲城市街地を流れる多摩川の支流である。川の中ではカモが数羽泳いでいた。水は清らかだ。宝蔵院を通過して大塚牧場横でお昼休憩とする(12:00)。この辺りも貴重な里山の自然が残されている。牛の姿は見えないが、鶏の鳴き声が聞こえる。
 差し入れの赤白ワインの栓が抜かれ、これも差し入れのキュウリ、ニンジン、ダイコン、セロリなどの野菜に自家製の味噌をつけて食す。里山に相応しい酒盛りである。旨い!
 約1時間のんびりと談笑して、農道を栗平に向かう。午後2時頃栗平駅近くで一旦解散。有志による反省会となった。小春日和の心安らぐ一日であった。
参加者
高橋善数、酒井省二、松本好正、片野スミ子、森静子、足立孝也、小野勝昭、中村優美海、丸山さかえ、小宮真理、荒木正弘、筧 邦男、植木信久、植木淑美、栗林紀子  計15名 (記 松本好正)


■第6回 サテライト・サロン吉祥寺報告
11月24日(水)午後6時半からいつもの本町コミュニティセンター3階で標記の会が始まった。今回は調布在住の宮川清彦会員(6886)に「ヒマラヤを歩いてみて」という演題でお願いした。氏は自作の資料に基づいて丁寧に話を進め、ヒマラヤとはどこをいうのか?の疑問から始め、その意味、地域的な範囲を広義と狭義に区分した話。また、その分布を11群のエリアに分けヒマラヤの概念について独自の考え方を話された。人によっては考え方が異なるのかもしれないのでと前置きがあり、途中何度も「ご意見があれば言ってください」と謙虚に呼びかけられた。氏の父君(東京農大卒)も山岳活動をやっておられ 従兄弟4人のうち2人が山で死んでいる山岳一家に育った由。ヒマラヤに憧れたのは大学時代の先輩や京都大の今西錦司から影響を受け、また深田久弥(世界の高峰)、ヘルマン・ブール(八千米の上と下)などの書物、さらに米国人のニコラス・クリンチなどのアルピニストなどからも様々な影響を受けてヒマラヤが好きになったという。ダウラギリ主峰にチームとして登頂したのは1970年10月のプレモンスーンであり日本人としては初の快挙。氏は7400mのC5まで行ったという。また「登山」と「トレッキング」との違いについて自身の考えを述べ、商業的なルートではなく自分で計画して山を楽しむやり方の方が良いのでは とも語った。ヒマラヤにはその後、2005年、2007年、2009年と行き、昔と比べて登山方法、村落の住民の暮らし・物資、そしてヒマラヤ自体の気候など、どれを見ても大きく変化していると所感を述べて話を終えた。その後のフリートーキングでは出席者のなかにヒマラヤに行った人(トレッキング含む)も多くいたので和やかで楽しい話の輪が広がった。小野寺斉会員もダウラギリに登ったという話も出て、三渡忠臣会員が用意したダイラギリ近辺の地図を見ながらの解説など、ヒマラヤ全般に関する密度の濃いサロンであった。
 講演終了後、有志14名で懇親会を「はなの舞」で行い各人の山行やヒマラヤの話などで盛り上がった。
次回の開催は来年1月26日(水)午後6時30分から。(文責 小清水敏昌)
参加者
宮川清彦、高橋重之、高橋郁子、原山恵津子、田中恵美子、小野寺 斉、長谷川公子、渡邉正子、大橋基光、川口和男、川合 周、三渡忠臣、山口峯生、前田美千彦、長澤 登、岡 義雄、副島一義、小清水敏昌(計18名)

■第2回 サテライト・サロン八王子日野報告
・日時  平成22年11月12日(金) 18:30〜20:15
・会場  日野市立多摩交流センターふれあい館 集会室3-1と3-2 
 「山と温泉(その1)」と題して、会員の徳久球雄さんに講演していただいた。
内容は、日本の温泉地に限らず世界の温泉地にも言及するもので、また、温泉の定義、泉質、効用、温泉地の分布、湧出量、宿泊者数等にもふれる多岐にわたるものでした。 出席者の温泉に関わる質問、意見も交え楽しい時間が過ぎました
なお、講演に先立ち新入会員の飯島文夫さんに自己紹介をしていただき、また、講演後には、竹中支部長に直近の支部活動に関するお話をしていただきました。
講演会終了後は、いつものように豊田駅前の「さくら水産」で懇親会を行いました。

参加者(順不同)
徳久球雄、松尾武夫、竹中 彰、北野忠彦、足立孝也、水谷弘治、黒木邦夫、河西瑛一郎、鈴木謙治、飯島文夫、小柳清治、中川 武、加藤春男、城所邦男、澤登 均、野崎裕美、計16名


■第4回 サテライト・サロン花小金井報告
・日時  平成22年11月1日(月) 18:30〜
・会場  小平市東部市民センター集会室(1F) 西武線花小金井駅北口2分
 「世界の静かな山に登る」と題して、納見明徳氏に講演いただいた。
20ページにも及ぶ写真入りの立派に製本された資料まで準備頂き、また、写真集等の 提供もあり、納見氏が60〜70才で登った海外の山の中からアメリカ合衆国とヨーロッパアルプス・チロル地方の山の紹介と、これらの国の自然保護、環境保護の活動実態を聞くことができた。
アメリカ合衆国ではレーニエ山(4392m)、とジョンミューア(シッラクラブ創設者)トレイルからホイットニー山、 ヨーロッパアルプス・チロル地方のウィルトシュピッツエ山、シミラウン山登頂とオーストリア山岳協会の活動について興味深い話をして頂いた。 それぞれ国によって自国の自然環境保護のプロセスは違っても、環境保全には明確なルールに基づく厳しい規制と責任が入山者に課せられていることを知ることができた。
講演会終了後、花小金井駅前で懇親会を行い10名が参加、アルコールの消費量も多く盛り上がった中で散会した。

参加者(順不同)
古市 進(東久留米)、大倉昌身(西東京)、田中(首都圏)、小清水敏昌((三鷹)、高橋重之(国立)高橋郁子(国立)、河野悠二(昭島)、岡 義雄(小平)、時田昌幸(西東京)、島田成正(西東京)、原山恵津子(西東京)、柄澤洋城(小平)、計12名


■第4回 サテライト・サロン町田報告
[平成22年10月26日開催]
スピーカーに会報山の編集でおなじみの今村千秋さんをお迎えして開催しました。 今村さんは、北海道旭川のご出身で、最近はニペソッにテント泊で登られたが熊にも食べられず無事ご帰還された話やJAC青年部創設にご尽力された真面目なお話からテレビ朝日政治部にいらした頃の歴代の首相の素顔など紙面に書けない裏話、久米宏さんのニュース番組出演のお話などで楽しい時間が、あっという間に過ぎた。その後、幹事会報告や次回分境嶺のお誘い、自己紹介をして戴きながら活動計画を話し合い、8時全員で二次会会場へ移動し親交を深めた。
今後は、11月28日の稲城の里山、23年1月25日まちだ中央公民館でのサロンへと続く予定です。

参加者 19名 
(あいうえお順)石原康生、今村千秋、片野スミ子、北野忠彦、小宮真理、込田伸夫、笹本忠、竹中彰、高橋善数、高芝一民、丸山さかえ、森武昭、森静子、原満紀、本間正士、宇野良夫、植木信久、植木淑美、犬伏知之(会員外、分境嶺参加者)以上


■第6回 サテライト・サロン立川報告
・日時 10月20日(水)18時30分〜20時15分
・会場 立川市女性総合センター5F 第2学習室
・懇親会 さくら水産
今回はあきる野市在住の本多祐造会員から、地元五日市の山、歴史、風土についてお話を伺った。本多さんは戸倉三山の麓に生まれ、地元以外の山に登ったのは高校時代の三頭山が初めてであった。その後、富士山、谷川岳などを登ったが、「奥多摩の尾根と沢」が出版されたのを期に奥多摩山岳会に入り、今に至っている。お話は本多農園の猿対策、多摩特産の野菜「のらぼう」栽培、筏流し、里山横沢入、伊達政宗ゆかりの大悲願寺白萩、小田急電鉄創設者利光鶴松氏の五日市時代、山に出る熊、猪と、次から次へと広がり、独特の語り口での楽しいお話を聞くことができた。
来年4月半ばに、奥多摩湖から小河内峠越えを歩き、本多農園で「のらぼう」を収穫する山行が集会委員会で企画されている。
講演会後の懇親会は、恒例の黒潮が休業のため近くの「さくら水産」で13人が本多さんを囲み賑やかに歓談した。

参加者
岡義雄、神崎忠男、澤登均、河野悠二、平野武利、大船武彦、小清水敏昌、西村智磨子、川越尚子、田中清介、金中利和、芦川昌子、本多祐造、金邦夫、岡田陽子、石井秀典、小野勝昭、長尾武彦、山本憲一  計19名



■第3回 サテライト・サロン花小金井報告
日時  平成22年9月22日(水) 18:30〜
会場  小平市東部市民センター集会室(1F) 西武線花小金井駅北口2分
 「辺境の山旅から」と題して、伊佐九三四郎氏に講演頂いた。
30数カ国の登山と旅の中からいくつかの山旅を紹介いただき、辺境の地に住む人びとの暮らしは貧しいが、独自の文化をもって生きてきた。辺境の地を歩いていると、かつての日本にあった家族、家庭、互助、共生、人と人との結びつき、分かち合う、といったものが至る所に見られる。日本人は何か大きな忘れ物をしたのではないか。
文明社会のあり方を辺境の地を歩くことによって多くのことを学んだと話された。
最後に「いくつ登ったかより、どう登ったか」が大切と言われた。その後、多くの質疑がなされ和やかな雰囲気の中で終了した。
講演会終了後、花小金井駅前で懇親会を行い8名が参加、ビールの消費量も多く盛り上がった中で散会しました。
参加者(順不同)
高橋重之(国立)高橋郁子(国立)、河野悠二(昭島)、納見明徳(東久留米)、岡 義雄(小平)、岡田陽子(小平)、時田昌幸(西東京)、島田成正(西東京)原山恵津子(西東京)、柄澤洋城(小平)、一般人1名、計11名


■第5回 サテライト・サロン吉祥寺報告
 ことしの中秋にあたる9月22日(水)午後6時30分から標記のサロンが行われた。
今回は元宮内庁職員で秩父宮付宮務官であった山口峯生会員(10214)による話で、宮様がお書きになられた文章を集めた「秩父宮とスポーツ」及び宮様登山年表を出席者に配布し、これらを基に話を進めた。宮様は昭和28年1月に享年50歳の若さで薨去された。昭和という激動の時代と共に歩まれた宮様は登山では穂高、槍ヶ岳、立山、秩父三峰などの他、スイスのユングフラウヨッホ、マッターホルンなどにも登られた。当時は軍務があったものの各種のスポーツがお好きで、とりわけ山登りとスキーが最も好きだと言われていた。ご遺言では、50年を省みて感謝あるのみとのこと。また、氏は妃殿下に13年間宮務官として御仕えしたことから妃殿下の結核予防会総裁としてのお役目あるいは昭和60年ネパールに視察に行かれた時にも同行した。妃殿下が亡くなられた後 私有財産の大半を関係する公共の16団体に遺贈したことなども話された。こうした両殿下に関する貴重な話を熱っぽく語り、時間が経つのを忘れるほどであった。尚、秩父宮記念山岳賞が平成10年に制定され、爾来氏は審査委員をしている。
 一方、氏がよく行った北八ヶ岳周辺の話では、最初は単独行を好んでいたが昭和33年正月に山小屋でたまたま同宿した人たちとの交流を通して仲間との山行の楽しみなどを見出したという。最後に、氏が特別に持参した録音テープの北原白秋作詞、山田耕作作曲「秩父の宮さま」を紹介。上述の「秩父宮とスポーツ」の表紙の裏に掲載されているもので、戦前という時代背景が感じられる勇ましいメロディーであった。また、氏が作詞、お孫さんが作曲の「山は故郷」というやや哀愁を帯びた曲も披露した。終了後、駅近くのいつもの「華の舞」で後日談など楽しいひと時を過ごした。
 次回は11月24日(水)本町コミュニティセンターで開催。(文責 小清水敏昌)
出席者
山口峯生 竹内哲夫 中村純二 中村あや 山嵜智弘 長澤 登 大橋基光 川合 周 徳永泰朗 前田美千彦 長谷川公子 山口善弘 宮下秀樹 宮崎紘一 金子 浩 副島一義 小清水敏昌 (計17名)


■第5回 サテライト・サロン立川 報告
・日時  7月21日(水)18時30分〜20時30分
・会場  立川市女性総合センター5F 第1学習室 
今回は日本山岳会自然保護委員会富澤委員長から「日本山岳会の自然保護活動の現状と今後」というテーマでお話を伺いました。
当日は日本山岳会ルームで山行委員会の集まりが急遽開かれたこともあり、いつものメンバーが少なく11名の参加に留まりましたが、富澤委員長が1964年自然保護委員会の設立メンバー、設立動機から淡々と委員会の活動について説明してくださり、これまで以上に理解を深めることができました。
最後に「高尾の森づくり」を含めて、全員参加で討議を行いましたが、「高尾の森づくり」の複雑な経緯のほんの一端でも知ることができ、有意義な会となりました。また、日本山岳会1912人の意見をまとめた「山の環境意識調査」資料が全員に配布されました。
第2部の「黒潮」での懇親会には9人が参加し、自ら全国支部懇談会のお手伝いをしたいと申し出る方も現れ、大いに盛り上がりました。
次回は10月20日(水)同会場で本多祐造さんから「60才を過ぎてからの農園経営と多摩の山々について」お話を聞く予定です。

・出席者
富澤克禮、平野武利、本多祐造、高橋重之、河野悠二、澤登 均、川越尚子、大船武彦、竹内康雄、岡 義雄、山本憲一


■第3回 サテライト・サロン町田 報告
・日時  7月6日(火)18時30分〜20時30分
・会場  まちだ中央公民館
第1部 竹中支部長を囲んでの車座会
支部長は、地元での講演会でリラックスされ、アッと驚く質問にも、お人柄そのままに丁寧にお答えいただいた。ご長男はなんと、リトアニアでプロサッカー選手になられ、FC町田ゼルビアでコーチをなさっているそうだ。次シーズンにはJ2昇格確実? 是非応援してください。
第2部 これからの町田サロンの方針
講演会や懇話会などの集会と野外での親睦会を交互に開催予定。
第4回町田サロン 10月26日(火)まちだ中央公民館 18時30分
第5回町田サロン 11月28日(日)稲城の里山を歩く

出席者
竹中 彰、荒木正弘、石原康生、今村千秋、植木信久、江口欣也、片野スミ子、北野忠彦、栗林紀子、小松 忍、小宮真理、笹本 忠、高橋 宏、高芝一民、高橋善数、長谷川敦子、丸山さかえ、森 武昭、森 静子、植木淑美 以上20名
月野鷹雄、上田昌子、込田伸夫 以上 3名入会手続中。 計23名

■第2回 サテライト・サロン花小金井 報告
日時  平成22年6月10日(木) 18:30〜
会場  小平市東部市民センター集会室(1F) 西武線花小金井駅北口2分
当サテライトには総務(富澤)、集会(岡田)、山行(島田)、自然保護(柄澤)の各委員長が居ることから、分境嶺登山計画、全国支部懇談会を多摩支部が担当、など大きな行事がひかえている事から各委員長に、これからの計画を具体的に発表して頂き、積極的な参加を呼びかけました。懇談会終了後、花小金井駅前で懇親会を行い11名が参加、ビールの消費量も多く盛り上がった中で散会しました。

参加者(順不同)
大倉昌身(西東京)、岡 義雄(小平)、岡田陽子(小平)、小清水敏昌(三鷹)、 佐藤 守(西東京)、樽木正保(西東京)、時田昌幸(西東京)、富澤克禮(小平) 永田弘太郎(小平)、古市 進(東久留米)本田卯太郎(東久留米)島田成正(西東京) 原山恵津子(西東京)、柄澤洋城(小平)


■第4回 サテライト・サロン吉祥寺 報告
第4回目となった標記のサロンが時折小雨降る5月19日(水)午後7時からいつもの会場、吉祥寺駅近くの本町コミュニテイセンターで開催された。
今回のメインは、三鷹在住の金子浩会員(7239)が南米エクアドル国最高峰Chimborazoの山頂を目指した海外登山の報告である。
本年3月10日に成田を出発し20日間ほどの登山経緯の他に ガラパゴス諸島にも足を伸ばした話も含めいろいろな出来事を語ってもらった。氏はかなりの資料を用意し登山ルート、装備、費用など詳細に解説。エクアドルの山岳事情をも感想として述べた。約5800mで撤退したものの、71年に同山で登山中に死亡した後輩のプレートを探した話には感銘を受けた。高地登山のため事前に富士山やミウラベース等でのトレーニングを実施しその必要性を力説した。また、インターネットで同山の登山案内が出ていることも紹介した。 その他、柄沢支部幹事から来月13日に上智大学で行われる日本山岳会自然保護委員会主催の「世界自然遺産を考える」シンポジウムについての紹介があり、参加の呼びかけを行った。
次回7月は「支部納涼パーティ」に参加するため、本サロンは9月22日に開催することにした。
(世話人:副島一義、小清水敏昌)
出席者:金子浩(三鷹) 田村俊介(武蔵野) 柄沢洋城(小平) 林栄二(多摩)
     島田成正(西東京) 山口峯生(三鷹) 副島一義(武蔵野) 小清水敏昌(三鷹)


■第4回 サテライト・サロン立川 報告
・日時  5月19日(水)18:30〜20:40
・会場  立川市女性総合センター5階 第1学習室
・参加者 19名
今回の懇談会テーマは「われわれの支部長をよく知ろう」ということで、竹中支部長をお招きしました。A4判1ページに渡る自己紹介を配布用にご用意いただき、几帳面な性格がまず知れました。神戸にお住まいであった中学生の時から山に親しみ始め、高校・大学と山岳部に所属、春・夏・冬の合宿で技術を学んだこと。大学時代には仲間の遭難にしばしば遭遇したが、ご本人はちょっとした怪我で済んだという大変運が強いこと。今は、大学山岳部OB会の山行が中心となっていることなど、1時間20分ほどもお話いただきました。ご家族のお話もあり、ご長男はなんとリトアニアでプロサッカー選手になられ、今はFC町田ゼルビアでコーチをなさっていることなどもお聞きしました。是非皆さん応援してください。
懇親会は定番の立川駅前「黒潮」。15名の方が参加、支部長を真ん中に囲んで、山談義が大いに盛り上がりました。竹中支部長ありがとうございました。(記録 山本)

ご参加の皆さん(今回は初参加の方が多かったようです。)
竹中彰、近藤裕、渡辺顕次、岡義雄、芦川昌子、持田豊、高橋郁子、植木信久、植木淑美、小野勝昭、平野武利、西村智磨子、川越尚子、富澤克禮、金中利和、澤登均、大船武彦、高橋重之、山本憲一(敬称略、順不同)

■第1回 サテライト・サロン八王子・日野 報告
日時  平成22年5月13日(木)18:30〜20:30
会場  日野市立多摩平交流センター(ふれあい館)集会室2 TEL:042-583-1528
日野市在住会員の徳久球雄さんの「山名由来(その1)」と題したお話を聴かせていただきました。参加者一同、丁寧に作られたお手製資料やお持ちいただいた沢山の古書を参照されながら進められたお話を興味深く拝聴しました。
参加者は21名で、豊田駅の近くの「さくら水産」での懇親会には15名が参加され、23時近くまで楽しい談笑が続きました。
世話役 城所邦夫、澤登 均、野崎裕美

■第2回 サテライト・サロン町田 報告
4月10日(土)町田市の最高峰 草戸山(364m)、つきじ天辰矢部店で  開催された。暖かな日差しの中、高尾山口駅を10時過ぎに出発し住宅街を抜けて静かな山道をたどる。植物に詳しい参加者が多く、図らずも春の植物観察山行となった。
足元にはミミガタテンナンショウ、ニリンソウ、ホウチャクソウ、エイザンスミレなどが咲き競い、見上げれば満開の桜が青空に輝いていた。途中探究心旺盛のサロン町田メンバーは、342.9mの四等三角点へと踏み跡をたどって確認。ゆっくり歩き12:20頃到着した。草戸山山頂では参加者おもたせのお汁粉パーティーと昼食、峰の薬師から農家の庭先に咲くシダレザクラなどを眺めつつ三井集落を経て津久井湖畔へ下山し、バス、電車を乗り継いでほぼ予定の16:30に懇親会場に移動した。竹中支部長の乾杯でスタート。まだ御腹のすいていない発言をした会員ほど小気味良く日本料理のコースを平らげ、食べるほどに飲むほどに山の話に花が咲き、次回の再会を約して閉会した。
参加者(順不同)
竹中彰(町田市)、森武昭(狛江市)、荒木正弘(町田市)、北野忠彦(八王子市)、高芝一民(町田市)、植木信久(町田市)、長瀬秀史(日野市)、本間正史(町田市)、丸山さかえ(横浜市)、森静子(狛江市)、栗林紀子(稲城市)、小宮真理(町田市)、植木淑美(町田市)    以上 13名


■第3回 サテライト・サロン立川 開催報告
日時  平成22年3月15日(月)18:00〜20:00
会場  立川市女性総合センター 第2学習室  TEL:042-528-6801
     (立川市中央図書館のあるビル5階)
国立市在住会員の平野武利会員から手製カメラと赤外線フィルムで撮った「池袋サンシャインビル屋上から見える山々」「国立から見える山々」等の撮影苦労話や、写真から起こしたパノラマ図などの資料をふんだんに使ったお話を聞いた。参加者23名。
次回は初代支部長となられた竹中支部長をお招きして、お話を聞く予定。
係り  大船武彦、高橋重之、山本憲一


■第3回 サテライト・サロン吉祥寺 報告
日時  平成22年3月17日(水)19:00から
会場  本町コミュニティセンター  TEL:0422-22-7002
      (吉祥寺ヨドバシカメラ=旧近鉄デパート)裏側
今回は「深田百名山」を達成した渡邉正子会員(NO.12382)に体験談を語ってもらった。 今後も「私の好きな山」をシリーズテーマとして会員のお話を聞く予定。
世話役 副島一義、小清水敏昌


■第1回 サテライト・サロン花小金井 報告
日時  平成22年3月10日(水) 18:30〜
会場  小平市東部市民センター集会室(1F) 西武線花小金井駅北口2分
西武線沿線の会員15名が集まり、第1回のサテライトが開かれた。自己紹介の後、サテライト開催の意義などについて話し合った。
今後は2〜3ヶ月に1回のペースで開催する予定。
係り  原山恵津子、柄沢洋城、島田正成、長澤登


■第2回 サテライト・サロン立川 報告
1月20日(水)、立川市女性総合センター第1学習室で、サテライトサロン・立川が開催されました。立川市、国立市、あきる野市在住会員を中心に神崎副会長を含めて18名が集まりました。開催の挨拶に続き、神崎副会長から支部設立による山岳会の活性化についてのお話をいただきました。その後、参加会員の自己紹介、好きな山、現在の山登りの様子などについて活発な意見交換をしました。2時間ほどの懇談の後、会場を移しての懇親会となりました。和やかに時間が過ぎ解散となりました。

◇参加者(順不同)
平野武利(国立)、西村智磨子(小金井)、川越尚子(国分寺)、富澤克禮(小平)、金中利和(国立)、本多祐造(あきる野)、小清水敏昌(三鷹)、大関保(あきる野)、千先勉(立川)、澤登均(日野)、田邊卓司(立川)、三渡忠臣(八王子)、竹内康雄(あきる野)、大船武彦(立川)、高橋重之(国立)、山本憲一(立川)


■第1回 サテライト・サロン町田 報告
10月21日18:30よりダッキーダックカフェ町田ジョルナ店において開催された。多摩在住会員と近隣の神奈川県在住会員を含めて26名が集まり今後の支部活動、山談義で盛り上がった。
会場の雰囲気や案内、広報によってサロンの雰囲気もかわるが、身近に住む会員相互の親睦、交流などその成果は大きい。町田サロンは良い結果に終了できた。

◇参加者(順不同)
小清水敏昌(三鷹) 小宮真理(町田) 北野忠彦(八王子) 高橋善数(町田)
原 満喜(調布) 笹本 忠(町田) 中里 巌(八王子) 林 榮二(多摩)
栗林紀子(稲城) 高橋 宏(麻生) 本間正士(町田) 植木信久(町田)
小松 忍(青葉) 竹中 彰(町田) 高芝一民(町田) 坂本正智(多摩)
今村千秋(町田) 松尾美貴子(町田) 植木淑美(町田) 三渡忠臣(八王子)
神崎忠男(多摩) 今田明子(新宿) 酒井省二(多摩) 荒木正弘(町田)
森 武昭(狛江) 山口恭生


■第1回 サテライト・サロン立川 報告
8月4日(火)立川南口喫茶店「VELOCE」において立川サテライト・サロンが開催された。13名の会員が参集し、今後の多摩支部設立活動などについて話し合った。

◇参加者(順不同)
神崎忠男(多摩市) 酒井省二(多摩市) 山本憲一(立川市) 川越尚子(国分寺市)
持田 豊(国分寺市) 澤登 均(日野市) 田邉卓司(立川市) 中村小一郎(日野市)
大船武彦(立川市) 三渡忠臣(八王子市)

インフォメーション
第5回サテライト・サロン町田報告
第6回サテライト・サロン吉祥寺報告
第2回サテライト・サロン八王子日野報告
第4回サテライト・サロン花小金井報告
第4回サテライト・サロン町田報告
第6回サテライト・サロン立川報告
第3回サテライト・サロン花小金井報告
第5回サテライト・サロン吉祥寺報告
第5回サテライト・サロン立川報告
第3回サテライト・サロン町田報告
第2回サテライト・サロン花小金井報告
第4回サテライト・サロン吉祥寺報告
第4回サテライト・サロン立川報告>
第1回サテライト・サロン八王子・日野報告
第2回サテライト・サロン町田報告
第3回サテライト・サロン吉祥寺報告
第3回サテライト・サロン立川報告
第1回サテライト・サロン花小金井報告
第2回サテライト・サロン立川報告
第1回サテライト・サロン町田報告
第1回サテライト・サロン立川報告

トリカブト
多摩の花 トリカブト