2020年10月 平日山行 大楠山


集合写真

大楠山山頂にて

   日時   2020年10月21日 (水)
   山名   大楠山242m(三浦半島最高峰)
   天候   晴れ
   集合場所 京浜急行 安針塚駅改札口 9:20
   行程   京浜急行安針塚駅(9:30発)→(9:55)塚山公園・三浦按針墓(10:15)→(11:00)
          大楠登山バス→(12:20)大楠山々頂(13:00)→前田川(14:00)→(14:25)前田橋バス停解散
   参加者  L酒井俊太、SL石橋学、小野勝昭、高砂寿一、西村智磨子、川島ひろ子、吉田博子
           計7名
   コ―スタイム 約4時間25分
   記録   文/石橋、川島、吉田、写真/高砂

 当初は10月22日に実施予定だったが、降雨が見込まれるため、晴れる可能性の高い21日に前倒しして実施された。準備運動後9:30に駅前を出発し、勾配の急な住宅地の坂道を登っていくと30分ほどで「塚山公園」に着く。ここは徳川家康の信認を得て造船術や航海術を伝えたが晩年は不遇であったと言われる「三浦按針」が眠る地。落ち着いた雰囲気の公園だ。

塚山公園港の見える丘

塚山公園入口


 公園から横浜横須賀道路に沿って下り「下山川」に沿って車道を辿る。県道27号に出て200mほど東に進むと「大楠山登山口バス停」に着く。ここから登りが始まる。住宅地の細い道を進み、横浜横須賀道路を潜って西側へ出て山道に入る。右に廃業した「阿部倉温泉」への道を分け、「平作川」を渡り返して行くと木段の登りが始まる。

大楠山登山道階段

大楠山登山口


 次第に川から離れ、「葉山国際CC」の縁を歩き、最後に230段の階段を登ると大楠山々頂だった。快晴の空の下の開放的な広場に多くの人達が休んでいる穏やかな光景だ。

大楠山山頂相模湾方面

 一段上の展望台に登ると西の富士山や丹沢山塊、江ノ島は霞んでいて残念だったが、三浦の海岸や遠く房総まで遠望できた。海を間近に望める良い山頂だ。13:00に下山を開始する。国土交通省の雨量観測所、NTTの電波塔を見送り、階段混じりの滑りやすい濡れた道を下る。道は長年の間に深く抉れてしまって緩やかだ。途中、何人かの登ってくる人とすれ違い、足元の悪さを気の毒に思えた。滑り安い道に辟易しながら下り続け、14時前に「前田川」の橋を渡って林道に下山ができた。そのままのんびりと林道を歩き、国道134号の「前田橋バス停」で解散。各々、京急逗子駅やJR逗子駅に出て帰宅した。穏やかな秋の光が溢れる登山日和の中の山行だった。

■ (川島感想)
 久々の快晴の元、塚山公園の眼下には、東京湾、 横須賀港、 横須賀米軍の軍艦、 猿島、 遠く には、房総半島 横浜が見渡せあまりの眺めの良さに一同感激、東京湾と相模湾の360度のパノラマ、242mの眺望とは、思えない、素晴らしい眺望でした。

■ (吉田感想)
 三浦半島最高峰の大楠山山頂からの眺望は、360度パロラマで東京湾 相模湾 三浦半島 江ノ島 房総半島 大島 などなど あまりの素晴らしさに息をのんだ。今回の三浦半島横断242mの登山、変化に富んだ言い知れない充実感で一杯の楽しい山行だった。




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