2020年1月 定例山行 北八ヶ岳 ニュー


集合写真

ニュー山頂にて

   日時   2020年1月11日〜12日(土〜日)
   山名   北八ヶ岳 ニュー(雪とシラビソの樹林)
   天候   (1日目)晴れ、(2日目)晴れのち雪
   集合場所 茅野駅バス乗り場前9時15分
   行程   (1日目)茅野駅前=渋の湯温泉10:55→12:10パノラマコース分岐→14:00
               黒百合ヒュッテ→天狗の奥庭方面散策→15:00黒百合ヒュッテ(泊)
          (2日目)黒百合ヒュッテ7:00→7:20中山分岐→8:30ニュー→10:30中山山頂→
               12:05高見石小屋→13:10渋の湯温泉入浴→15:50茅野駅前(解散)
   参加者  総括L佐藤、A班/L齋藤、SL赤坂(憲)、野口、人見、関口、解良、赤坂(優)
           B班/L清水、SL富永、植草、石川、山内、今野 (計14名)
   記録   文/解良知子、写真/佐藤守

 茅野駅からバスで渋の湯に到着。硫黄の匂いが漂う中、身支度や準備運動をし、いざ出発。慣れないアイゼンに最初は下ばかり見て登っていたが、徐々に慣れ、ザクザク雪道を歩くのが楽しい。顔を上げると、樹林帯の緑と真っ白な雪のコントラストが美しく、更に見上げる雲一つない青空に期待を膨らませて登り続ける。ほぼ予定通りに黒百合ヒュッテに到着。
 リュックを置きそのままヒュッテ前にそびえる高台へ。先頭の方がラッセルで作ってくれた踏み跡をたどるが、あちこち穴があり慎重に。ここは強風で有名な場所だそうで、登りの衣服調整で薄着のまま来てしまった事に後悔しつつ、ひたすら登りきったら素晴らしい景色が待っていた!が、写真を撮ったり、景色を楽しむ余裕もない程の強風に驚く。

ニュー遠望

樹林帯で休憩


 こんな大きな「エビのしっぽ」を見たのも初めて。そこそこにヒュッテに戻り、夕飯までの間のくつろぎタイム。L、SLの皆様は明日の下見に出かけた中、申し訳ない!と思いつつもJACカードの恩恵にあやかり、各々お先にビールやワインを頂き楽しい時間を過ごした。
 2日目は7時出発。-12度。ニューに向かう道はアップダウン続き。途中の見晴らし台から予想もしていなかった雲海と朝日を見ることが出来感激。更に進むと、目の前に迫る東天狗、西天狗に元気を貰いひたすら歩く。
 山頂手前でリュックを置き、最後のひと踏ん張り。ニューも風が強いと聞いていたが、そんな事も気にならない位の360度の大パノラマに感動!下山途中から雪が降り始めた。中山から先はパウダースノーで歩きにくい。高見石小屋を経由して、予定より早く無事下山。
 二日間の雪山山行で同じ山域でも場所により雪質が違う事や、諸先輩方から要所要所で、衣服調整や歩き方、寒冷地での行動食の取り方などなどアドバイスを頂き、とても勉強になり、楽しく充実した2日を過ごす事が出来た。皆様ありがとうございました。

降雪の賽の河原を下山

天狗岳を背景に





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