2019年11月 定例山行 浅間隠山


集合写真

浅間隠山山頂にて

   日時   2019年11月9日(土)
   山名   浅間隠山(1,756m)
   天候   晴れ
   集合場所 JR中央線/京王線 高尾駅南口ロータリー/モスバーガー付近
   行程   高尾駅南口ロータリー7:45発(チャーターバス)=11:25浅間隠山登山口発〜
          市倉尾根分岐〜13:10浅間隠山山頂→13:45浅間隠山山頂発→15:15登山口着→
          15:15登山口発→15:45鬼押し温泉(入浴)→17:00鬼押し温泉発→
          20:00JR中央線/京王線 高尾駅着
   参加者  (A)L齊藤、小野、神戸、三尾、人見、嶋田、解良
           (B)L富永、野口、石川、今野、石原、吉川、大澤
           (C)L鬼村、佐久間、櫻井、山内、小林、清水(節)
           カメラ係:清水(義)、統括係:濱野 (22名:3隊編成)
   記録   文/濱野 写真/清水、大澤

 11月の定例山行は1泊2日の行程(1日目:浅間隠山、2日目:鼻曲山〜一ノ字山縦走)となっていたが、10月の台風は長野県にも大きな被害をもたらした。管轄官庁へ問い合わせた結果、特に鼻曲山のコースは悪路であることが判明した。山行委員会の参加委員で協議の上、秋晴れの良いシーズンである為、中止にはせず浅間隠山の日帰りで実施することとなった。
 山行当日の朝は予想通り晴れて、定刻を15分程過ぎて7時45分に高尾駅南口を出発した。途中、トイレ休憩をとり、多少の渋滞を経て、登山口への到着は11時を少し回っていた。バス会社との事前の調整で話した走行時間よりオーバーする形となり、今後の時間設定の反省となった。
 参加人数が22名と多い為、3隊編成として11時25分に山行開始となった。10台程度しか止められない駐車場はほぼ満車状態であり、仮設トイレも設置されていた。駐車場から登山道へは北へ100m程度一般道を歩く。

気持ちの良い樹林帯歩きが続く

浅間隠山へ登り始め


 土砂崩れで一時的に通行止めとなっていた二度上峠道から急に登山道が始まるが、この10月の台風の影響だろうか、山の上から登山道に沿って流れた来たであろう流木や折れた木々や枝、多少崩れ気味の場所もある状態であった。気温は9度程度と暖かく、グローブをしなくても苦にならない。既に紅葉シーズンはピークを過ぎた為、登山道からの遠望に気持ちを向けていたが、時折木々の切れ間から背後(南側)に鼻曲山が遠望できる。
 天井を見て寝ている人の横顔を想像しながら、山容を眺めると鼻の形がしっくりくる。荒れた道は登り初めのみであり、既に落葉した木々の登山道では先の見通しがきき歩きやすい。標高が1600mを過ぎると笹に挟まれた急登となるが、ペースが落ちることはなく順調に歩みを進められた。山頂直下で北東から北西に登山道の向きが変わると、西側に雄大な浅間山が見える。

山頂から噴煙を上げる浅間山を望む

樹林の中の秋晴れの空を仰ぎ見る


 午後1時過ぎに山頂へ到着。真っ青な空に向けて白い噴煙を上げる浅間山を背にして記念撮影、決して広いとは言えない山頂であるが360度の眺望が効く為、少し長めの休憩を取り下山を開始した。登りの時間も短く疲れを見せる会員もなく順調な下山となり15時15分には登山口へ戻った。山自体はアクセスが良く、登山道の見通しが効き、眺望も良く、滑落となりそうな危険個所もなかった為、雪山シーズンの山行も期待をさせてくれる山であった。
  赤茶けた源泉湧出の鬼押温泉を満喫した後は、ロビーで一杯を酌み交わし、一路東京へ向け出発した。今回の山行には野口支部長が同席されており、なかなか生の声を聴く機会も少ない為、挨拶を頂くこととなり、その意味でも良い支部の懇親の機会とすることが出来た。



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