2019年5月 定例山行 滝子山山行


集合写真

滝子山山頂にて

   日時   2019年5月11日(土)
   天候   晴れ
   山名   滝小山1620m
   集合場所 笹子駅 7時40分
   行程   笹子駅7:59出発→桜森公園8:30衣服調整8:36出発→南稜入り口8:43→林道出合9:16→
          12:20滝子山山頂13:10→13:50檜平14:05→16:04滝子山入口(下山)→初狩駅(解散)
   コースタイム 約8時間
   参加者  全L富永真由美、SL石橋学
          A班:L富永真由美、SL西山さより、川崎真琴、中原三佐代(写真)、小野勝昭、
          清水茂美、野口いづみ、小川今朝美、丸尾尚子、長岡誠治 小計10名
          B班:L石橋学、SL齊藤理恵子、酒井俊太(記録)、赤坂憲子(会計)、清水義弘、
          大沢則彰、山内ひとみ、佐久間マサエ、中尾理絵、松川信子 小計10名
   記録   文/長岡誠治、酒井俊太 写真/中原三佐代、石橋学、酒井俊太

■行動概要:(長岡誠治)
新緑の滝子山はとても気持ちの良い季節ながら、南陵である寂しょう尾根は大変厳しい急登が続く破線ルートと聞き、不安半分、楽しみ半分で参加した。寂しょう庵を過ぎ林道を渡ると急登が始まる。緊張感は高まり、ここから山頂までの連続する岩場に三点支持を強く意識し対峙した。当然、勢いよく体力が削られていったが、参加者の路傍の花の話に気持ちが安らぐ。やはり、皆で行く山行は楽しいと、きつい岩場の途中で再確認出来た。到着する頂上は一緒でも、コースが違えば、まったく違った山容を感じるものだなと、改めて知ることが出来たとても楽しい山行だった。 (酒井俊太) 今回は、従来のすみ沢沿いに登攀するルートと違って、笹子駅から頂上につき上げる南稜を登る。笹子駅から、甲州街道を大月方面に歩き、吉久保入口から住宅街に入りる。中央本線の陸橋下を通り、稲村神社の角を曲がり、更に中央自動車道の下をくぐる。途中、これから登る滝子山の全貌が左手に現れる。更に登ると

滝小山

甲州街道


桜森公園につき、衣服調整をする。更に登って、大鹿川を渡り、少し進むと右側に寂しょう苑(寂?苑)の 看板がある。南稜の入り口である。しばらく行くと、右側に寂しょう苑の建物があり、そこから竹林に入っ ていく。暗い森の中を通り、しばらく登ると、鉄塔が現れ、その横を通り、更に行くと林道とぶつかる。林 道出合である。

鉄塔

寂しょう苑看板・南稜入口


急登

林道出合

この上からが、いよいよの南稜登攀の中核前段階に入る。多くの広葉樹林が広がり、気持ちよく登れる。寂 しょう苑入口から2時間ほど登った頃、最初の岩場が出てくる。岩場といっても特に危険なところではな い。三点確保して充分注意して行けば登れる。途中に鎖場が一ヶ所ある。以前、この寂ショウ尾根を下りに 使った遭難事故が起きているとのこと。更に登っていくと富士や三ツ峠が見えるところに出る。

岩場登攀

富士山

岩場を過ぎるとヒメイワカガミ、コミヤマスミレは見られなくなる。浜立山への分岐を通過し、進んで行く。 ロープの付いた急な斜面を越えて、もうひと登りすると滝子山の頂上に着いた、

ヒメイワカガミ

コミヤマスミレ

頂上は、霞が掛かっているように周りの山々がぼんやりと見えるが、天気は申し分ない。大休止をとり、昼 食、集合写真を撮って、下山にかかる。男坂を下り、檜平にて休憩をとった。それから約1時間30分後に、 下山し、初狩駅にて解散した。



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