2018年6月平日山行/「南ア、甘利山」


集合写真

甘利山山頂にて

   日時   2018年6月21日(木)、 天候:曇り時々霧
   集合   JR韮崎駅前、9時20分
   行程   韮崎駅9:30=タクシー=10:20甘利山・広河原10:30〜10:45甘利山10:50
           〜11:20奥甘利山(昼食)11:40〜12:25御所山分岐12:35〜12:55千頭星山13:10
           〜14:00奥甘利山・甘利山鞍部14:05〜14:35甘利山14:45〜15:00広河原15:30
           =タクシー=16:10韮崎駅(解散)
   コースタイム: 約4時間20分
   参加者  10名、L河野悠二、SL石橋學、小口治、小池清次郎、酒井俊太、佐久間マサエ、
           諏訪久美子、中島かよこ、西村智磨子、松川信子
   記録   文、写真/酒井俊太一


 前日の気象専門家の予想では、雲時々霧と予報で本山行のリーダーは、本日の山行をGOと判断した。富士山の眺望は無理だが、レンゲツツジの鑑賞はできるだろうとの予測だった。予定の参加者は、13名が、一人が風邪、一人が都合がつかず、もう一人が寝坊で、結局、10人となったが、韮崎駅では、6人乗りタクシー3台に分乗し、40分掛けて1640mの広河原に着いた。自己紹介をし、準備運動をしてから広河原を後にして、レンゲツツジで囲まれたよく整備された、階段の登山道を歩き、約15分後には1731mの甘利山山頂に着いた。残念ながら、今年のレンゲツツジは、既に満開の時期を過ぎ、わずかに残っているのみ。富士は当然雲の中。甘利山を過ぎ、一旦下って登り返し、30分程歩くと。奥甘利山1983mに着く。



レンゲツツジ

整備された登山道



 ここで、少し早めの昼食を摂っていると、別のパーティが登って来た故、早めに昼休憩を切り上げ、次の千頭星山2138.8mに向け出発した。天候は、相変わらず、 雲と霧で覆われているが、直射日光が少なく、却って歩きやすい。この山系には、カラマツが多く、かつそれに寄生するベール状の植物を多く見られ、半ば深山幽谷の趣を成している。奥甘利山を過ぎ、45分も歩くと、御所山分岐(大西峰2066m)に着く。



奥甘利山山頂1843m

奥甘利山に向かって




 ここからは、なだらかな丘上の平原が広がり、一部は、奥多摩の鷹巣山を奥多摩駅に向けて広がる、石尾根を思いださせる。更に、20分程進むと、今回のゴールである千頭星山2138.8mに至る。



千頭星山山頂2138.8m

大西峰を過ぎて



 小休止し、集合写真を撮って、元の道を引き返すと、時折、日が射したり、青空が見えたり、天候が僅かによくなり、待望の富士山も顔を出す幸運に見舞われた。なんとラッキーな山旅であったろうか。甘利山山頂から、富士山の写真をとり、広河原の広い駐車場に30分以上も早く戻り、タクシーは10人分、2台に便乗して韮崎の駅に向かった。



萎れたレンゲツツジ

甘利山からの富士山



カラマツの寄生植物

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