2016年11月 平日山行/北高尾山稜


北高尾山稜

杉沢の頭にて

   日時   2016年11月17日(木)
   集合   JR高尾駅北口
   コース  高尾駅北口9:10→準備体操9:25→9:46小仏関所跡9:53→10:28地蔵の頭10:36
          →11:33ピ→ク(538m)11:41→11:56富士見台12:00→12:03杉沢の頭(昼食)12:48
          →13:12八王子城・天守閣跡13:15→13:26八王子神社(トイレ)13:53→13:57
          本丸跡14:00→→14:25古道14:32→14:40御主殿(北条氏照)館跡→15:15
          ガイダンスシアタ/解散15:30→15:50霊園前16:05=バス=16:15高尾駅北口
   参加者  新井俊雄、石津谷悦朗、石原和子、植草由利、小河今朝美、酒井晴永、河野悠二、
          竹内恭江、富澤克禮、仲谷朋尚、西谷隆亘、西谷可江、CL副島一義 計13名
   記録   文/副島一義 写真/河野悠二

 JR高尾駅北口に集まった。参加者名簿に記入していただき、寒いので向かい側の日溜りで待ってもらった。全員が集合、顔合わせのため自己紹介のあと出発、踏切道路を渡った広い歩道で準備体操を実施した。中央線線路横の細い道を歩く。甲州街道へ出て小仏峠への交差点を右折、小仏関所跡の公園で休憩、住宅街の道を進み小河を渡り、中央高速度道路の下を抜ける。登山口からスリングテープをつかまりながら木の根で歩きにくい細道を慎重に登る。近郊の山の特徴の急坂の道だ。数か所、ユックリと登ると日の当たる地蔵の頭に出た。ピーク538mで休み木下沢への分岐を過ぎた。
富士山が霞んで薄っすらとみえた。杉林で日陰の富士見台では数組が昼食をとっていた。通り過ぎて分岐を曲がり、降りて登った日の当たる杉沢の頭で暖かくユックリと座り昼食を採る。河野さんが、根本が腐食して倒れていた標識を三角点の標識に縛って固定してから記録写真を撮影した。分岐へ戻り八王子城跡へ向かう。同じように数回の登り降りの後、八王子城の天守閣跡で標識の案内を読む。








 八王子城は小田原を本拠とした北条最大の支城である。氏康の三男・氏照が築城。1590年、豊臣勢に攻められた。城主は小田原に駆け付け、城代の横地監物吉信が立てこもったが、わずか一日で落城した。日本城郭協会が一般公募で選定した「日本百名城」に、東京都からは江戸城ともに選ばれている。
氏照の家臣が歩いた古道を進むと古井戸があり、今でも涸れないで水を汲み上げることができる。ためらわず水を飲んだ。トイレを使い、本丸に登り、靴の長さより短い階段を下りた。木々の伐採された道に向こうに、高尾から新宿、また相模原から横浜が展望できる。
降り続けて入口の事務所前から昔道を歩いた。大手門から御主殿跡へ登城、まむしに注意の看板のある建物跡の基礎石、池跡などを見学する。舗装された市道を進み、新しいガイダンス施設の玄関で登山靴を洗い、八王子城の落城の説明をテレビ画像で研修した。
門前で整理体操の後、解散。北条氏照の墓参をする方達と霊園前のバス停へ直行する方達と別れバスで高尾駅北口へ戻った。



上の写真は拡大してご覧になれます。写真上をクリック。