2016年4月 平日山行/坪山


坪山山頂

坪山山頂にて

   日時   2016年4月21日(木)
   コース  上野原駅8:30〜(バス)〜9:20八ツ田バス停9:45→(西尾根コース)→11:25坪山
          12:00→13:55びりゅう館・学校前バス停14:43〜(バス)〜15:32上野原駅
   参加者  石橋學、大兼まゆみ、小口治、鬼村邦治、加藤信夫、川村光子、木谷嘉子、
          北原周子、小山幸勇、酒井俊太、竹内恭江、中原三佐代、西谷可江、西谷隆亘、
          長門彰、東敦子、水谷弘治、河野悠二 計18名

 上野原市北西部にある坪山(1,102.7m)にヒカゲツツジなどを観賞する平日山行を計画した。当日の天気予報は曇後午後から雨の天気予報であったが計画を実施した。事前申込みが15名であったが、当日3名上野原駅前に現地参加されたので総勢18名の参加をいただいた。平日は1日1本の飯尾行きバスはほぼ満員状態で発車した。新ハイキングの団体15〜16名ほども坪山に行くと言う。トイレのある八ツ田バス停で下車する。本日のコース説明と2班体制、自己紹介などの後出発した。周りの山々は萌えるような若葉で彩られており、浮き浮きしてくる。スミレ、ヒトリシズカなどを観賞しながら登山道に入る。時々日差しも降り注ぎ天気も期待される。当初、黄銅鉱跡を見学する予定であったが、沢沿いの道が悪そうなので無理をせず、そのまま西尾根コースを行く。新緑を渡る風が心地良い。尾根の中腹辺りからヒカゲツツジを見受けるがこの辺りは既に盛りを過ぎている。岩が出てくるようになると丁度良い咲き頃のヒカゲツツジに出会う。正にヒカゲツツジに囲まれての登山になる。




 尾根の両側斜面にはミツバツツジも見られる。写真を撮りながら更に急な岩尾根を上がるとイワウチワが咲いているのに出会う。頂上近くになるとイワカガミの群落があるが未だ蕾状態でこれから花を咲かせるのだろう。頂上に出ると先行の新ハイキングの団体が昼食中であった。曇空ながら結構展望があり、北面側には三頭山を初めに笹尾根が続いており、御前山も頭を覗かせている。西側には木の枝越しに奈良倉山、南面は権現山・麻生山、東面は陣馬山が望まれる。全員の記念写真後昼食とする。天気も何とか下山まで持ってくれそうである。頂上からは急なトラロープのある尾根を下る。3つ程小さなピークを越え北側の斜面に入る。この辺りには巨木も目立つ。ヒノキの植林帯でイカリソウを見つける。学校前バス停近くの西原地区びりゅう館に立ち寄り山菜などをお土産に購入する。傍にはそば粉を引く水車もある、のんびりできるところである。バス時刻まで30分以上あるので皆のんびり思い思いに過ごす内に雨が降り出した。全く持って良いタイミングであった。帰りのバスは座席数の多いバスで全員着席でき心地良い眠りについた。今山行では、登山教室の修了生で入会手続き中の2人が早速参加していただけたのは嬉しかった。
(文・写真/河野悠二)





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