2016年1月 平日山行/不老山


   日時   2016年1月21日(木) 快晴
   場所   大月市 不老山
   コース  JR上野原集合8:30〜不老下バス停9:30〜不老山11:40(昼食)12:15〜
          不老下バス停にて解散13:50
   参加者  L小川武 SL長門彰 河野悠二 木谷嘉子 中谷朋尚 酒井俊太 水谷弘治
          西村智磨子 小山幸男  以上9名


 大寒の日の1月22日、3日前の雪が残っている上野原駅に集合したメンバーは9人。
JR駅長やバス営業所の人の話などから、積雪の状況を聞き計画を変更した。
高指山をあきらめ手前の不老山までのピストンとする、登れなくても12時には引返すと決めて出発。
山道に入りすぐにアイゼンを着装した。積雪は40p程度、降雪の後に雨が降ったのだろう、表面がパリパリしてアイゼンが良く効く。




 風も無く暖かい日射しの中で楽しい雪の登りが始まった。トレースは鹿の足跡のみ、風も相当強く吹いたのだろう、雪の上に落ち葉や小枝が積っている。
雪が無ければ1時間少々の登りだが、2時間ほどかかり山頂に着いた。
頂きからの眺望は正面に丹沢山塊、その後ろに白鋼の富士。なんとも贅沢な景色を眺めながら昼食を頂く。
下山は、日が当たり雪が柔らかくなった往路を慎重にくだる。
車道に出てアイゼンを外していると、道の脇の祠にいた村の人達に「山に登ってきたのかい、今日は山の神の日で村の人は山には入ってはいけない日なんだ」と言われた。それでも我々をとがめることもなく「暖かくなったらまた来なさい」と、お供物のお菓子を頂いた。お詫びとお礼を言ってバス停まで下る。
自家用車で帰るメンバーがいたので、そこで解散とした。
(文・写真/小川武)



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