9月定例山行/北奥千丈岳・奥千丈岳・国師岳


北奥千丈岳

北奥千丈岳にて

   日時   2014年9月23日(火・祝日)
   場所   山梨県塩山市 北奥千丈岳(2,601 m)・奥千丈岳(2,409m)・国師岳(2,592m)
   コース  JR塩山駅北口8:15集合〜バス乗車8:30発〜柳平=ジャンボタクシー=
          大弛峠9:50着・10:15発〜夢の庭園10:30着〜北奥千丈岳11:15着(休憩・昼食)
          11:45発〜奥千丈岳12:30着・12:45発〜北奥千丈岳13:40着〜国師岳13:55着
          ・14:05発〜大弛峠14:40着・14:50発〜柳平=ジャンボタクシー=塩山駅北口
          16:15着・解散 
   参加者  1班 佐藤 守(CL)、小野勝昭(L)、飯島文夫、石井秀典、石塚嘉一、木谷嘉子、
              北原周子、佐藤英子
          2班 河野悠二(L)、長門 彰(SL)、岡 義雄、佐久間マサエ、高橋郁子、富澤克禮、
              富永真由美、仲谷朋尚
          3班 長瀬秀史(L)、鬼村邦治(SL)、高橋恵子、中村美奈子、東 敦子、広瀬雅則、
              八木佳苗


 北奥千丈岳は奥秩父山塊の最高峰で、標高は金峰山(2,599m)、甲武信ヶ岳(2,475m)よりも高いが、日本百名山の両山に比べると登山者の数は少なく、比較的静かな山歩きが楽しめる。
 今回は、登られることの少ない奥千丈岳をプランに含めたこともあり、23名の参加を得て、秋晴れの1日を心行くまで楽しんできた。  立川駅発の甲府行きに乗った16名が塩山駅に到着したのは8時12分。3班の長瀬L他の方々は既に塩山駅で待っていた。予約制の栄和交通バスは満員で出発。交通規制により柳平から先はジャンボタクシーに乗り換えて大弛峠へ。
 参加人数が多いことから3班にパーティ編成し、班毎に出発準備を行い、10時15分出発。よく整備された木製の階段を登り、約15分で夢の庭園に到着。衣服調整のため5分程度休む。右手には富士山がくっきりと浮かんでおり、振り返ると金峰山の五丈岩がよく見える。


北奥千丈岳で昼食

夢の庭園からの富士山


 秋晴れのもと足取りも軽く、途中10分程度の休憩をはさみ北奥千丈岳には11:15到着。ここで30分の休憩と昼食。初めて顔を合わすメンバーもいたが、ここまで一緒に歩いたことですっかり打ち解けている。高橋恵子さんの素晴らしい一眼レフで記念撮影し、奥千丈岳に向けて出発。
 奥千丈岳へは標高差で約200m下る。急斜面を下り尾根上を南下すること約40分で奥千丈岳に到着。樹木の生い茂った平坦な林の中で、標識がなければ山頂とは気付かないだろう。ここに三等三角点(2409.00m)があるということは、設置した当時、南アルプスの山々が遮るものもなく一望できたのだろう。点の記によると三角点の名称は「桜」とのこと。当時は桜の木でもあったのだろうか。いつか桜の季節に寄ってみたい。
 10分の休憩と写真撮影の後、再び北奥千丈岳へ向かう。標高差200mの登りはきついが、帰りのバス時刻を考えるとノンビリとはしていられない。北奥千丈岳で5分ほど呼吸を整え、すぐに国師岳に向かう。13:50第1班が国師岳に到着。トランシーバーで最後尾の第3班と連絡を取ると、間もなく到着するとのこと。全員が到着し記念撮影。


国師岳山頂

奥千丈岳山頂


 国師岳から下山する頃にはガスが湧き始め、周囲の山々は見えなくなった。眺望の良い時に登れたことを喜びつつ、注意力を足元の階段に集中し大弛峠へ向かう。
 迎えのジャンボタクシーに分乗し柳平で下車。塩山駅行きバスの発車まで金峰山荘で休憩。巨峰をサービスしていただき美味しくいただく。塩山駅で解散し、塩山温泉の共同浴場に行く人と別れ高尾行きの普通電車に乗る。車内は空いており、早速、酒盛りを始める人、山の話で盛り上がる人、疲れて眠りこける人等様々だったが、立川に着くと某打上げ会場へ直行する。天候に恵まれ多くの仲間と山を楽しみ、打ち上げでさらに打ち解けることができ、充実した1日でした。
 L、SLを務めていただいた山行委員の方々、メンバーの皆様、有難うございました。
(記録/佐藤 守、写真/高橋恵子)





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