11月平日山行/倉戸山


倉戸山

倉戸山山頂1169m

   日時   2013年11月21日(木)
   コース  奥多摩駅集合8:30→鴨沢西行バス8:42発→倉戸口9:00→鶴温泉発9:30→
          950Mポイント通過10:30→倉戸山(11:20〜12:00)→770M「女の湯」分岐12:50→
          「女の湯」バス停13:25→奥多摩駅14:30解散
   参加者  小野勝昭(L)、副島一義(SL)、中嶋啓、小川武、松本好正、荒井俊雄、石津谷悦朗、
           西谷隆亘、西谷可江   計9名

落ち葉を踏みしめサクサク登る

葉を落とした木々の間から湖面が


 バスが小河内ダムのトンネルを越え湖畔の道路に出ると、いつもの様に風景は一変する。それまでの杉と檜の谷から、広い湖面に柔らかな晩秋の日差しが光っている。倉戸口でバスを降り、青梅街道を外れて旧道をゆっくり歩く。鶴温泉の駐車場で準備体操、体をほぐし歩き出す。温泉神社の鳥居をくぐり、社の後ろから登山道は始まっている。


いつもご一緒、西谷夫妻

山頂は落ち葉のカーペット


 紅葉もそろそろ終わりで葉を落とした木々の間から、湖面が明るく光っている。カサコソ落ち葉を踏みしめながら、ゆっくりしたペースで登る。本日の予定は、登り一時間半、下り一時間、時間はたっぷりある。それでも昼前には山頂についた。枯葉を敷きつめた広い山頂でめいめいお弁当をひろげる。風もなく暖かな日差しを楽しむ。木々の間からは三頭山、富士山がのぞいている。 下りは西の尾根を行く。落ち葉が深く踏み跡を隠し道筋を外れそうだ。枯葉に足を取られないよう慎重に下る。途中770M付近、国土地理院の地図上では道は西に降りているが、東に明瞭な踏み跡があり、小さな手書きの道標もあるので、そちらに行く。西に下りる登山道は廃道になったようだ。道は青梅街道のトンネルの上を通り、湖畔に突き出た岬を回り込み「女の湯」のバス停前に予定の時間に出た。本日は山中で出会った人も無く、我々だけの静かな山行であった。(文・写真/小川武)


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