平日山行/西沢渓谷


西沢渓谷

   日時   2013年7月18日(木)
   行先   西沢渓谷
   コース  山梨市駅バス停9:12(バス)→10:10西沢渓谷入口10:30→竜神の滝11:30
          →12:30七ツ釜五段の滝(昼食)13:00→大久保沢14:20→西沢渓谷入口バス停15:10
          (バス)→16:10山梨市駅(解散)
   参加者  松本好正、小野勝昭、高橋郁子、石津谷悦朗、荒井俊雄、鬼村邦治、副島一義、
          小川 武、小川祥子、岡 義雄、長瀬秀史  計11名

 猛暑日が続いて、ようやく平年並みの気温に戻った7月半ばの平日山行。珍しく山歩きではなく、渓谷歩きとなった。集合場所のJR山梨市駅で電車を降りると、風が爽やかで涼しく感じられる。定刻にバスが出発して1時間後に西沢渓谷入口に着いた。メンバーは11名。支部山行に初めて参加の方が3名加わった。自己紹介の後、1周10キロの渓谷歩きに出発。しばらくは林道を歩いて渓谷の核心部に入っていくのだが、樹林帯の中を行くので直射日光は届かない。木漏れ日と沢の音が心地よく、実に爽快な気分。最初の三重の滝から本格的な渓谷歩きとなり、滝の豪快な音と流れ落ちる迫力に息をのむ。次々と現れる滝と珍しい景観(フグ岩・人面洞・カエル岩・母胎淵など)。あっという間に西沢渓谷の圧巻「七ツ釜五段の滝」に到着。この滝はポスターなどにも取り上げられていて、迫力満点な滝の連続模様が楽しめる。



 昼食後、渓谷の反対側に渡り、むかし森林軌道であった林道に出る。このトロッコ軌道は、昭和8年〜43年まで木材の搬出や、近くの黒金山や鶏冠山から産出される銅鉱石や硅石などの運搬に利用されていたとか。林道の途中では、当時使われていたトロッコが設置してあった。ただし11月から4月までは、この林道は凍結などで閉鎖されるため、いつでも見られるというわけではないらしい。緩やかなトロッコ道をおしゃべりしながら、途中にある展望台で景観を楽しみ、予定のバスより1時間も早く渓谷入口に戻ってきた。15:10発のバスに乗り、山梨市駅に16:10に到着して解散とした。 (文・写真/長瀬秀史)