7月定例山行/高谷山


高谷山

   日時   2013年7月13日(土)
   コース  甲府駅南口バス停9:00(バス)→夜叉神峠登山口10:20→桧尾峠10:39
          高谷山山頂12:16(昼食)13:00→夜叉神峠13:20→夜叉神峠登山口バス停14:22
          (バス)→甲府駅16:15
   参加者  CL:副島一義、SL:小野勝昭、高橋郁子、西谷可江、竹中 彰、飯島文夫、松本好正

 三連休で多くの登山者がバス便を利用する事を考慮して、早めに甲府駅は到着[7:43]、バス停へザックを置き、参加者6名分の席取りカードを並べた。
竹中彰氏が到着、出身の一ツ橋大学山岳部OBが改修した旧道で高谷山へ登るルート説明図と地形図を戴く。
夜叉神峠を往復するコースから、会報を読んでから歩いてみたかった、旧道を往きに利用するコースに変更する。
続々と登山者は増えて並びきれないで、道路へはみ出す。駅やホテル泊まりの登山者は早朝のバス便では50人位出発したとの事。
声を掛けてタクシーの同乗者求め、列を離れる登山者も増える。
出発時刻前[8:45]に定期バスが到着、係員が24名まで乗車できるとの事ですので、未だ到着しない2名分の座席を確保する。発車時間前には参加者全員が揃う。
定刻[9:00]に定期バス便が出発、残された登山者100人の視線が痛い。
芦安の市営駐車場も満杯、乗り合いタクシーが何台も往復していた。



 曇りの夜叉神峠登山口へ到着[10:20]、トイレを使い、準備体操の後、行動食、水分を取り出発[10:43]、後続のバス4台がやっと通過する。
トンネル手前の桧尾峠の案内板を確認して、山道へ入る。一ツ橋大学山岳部OBと地元芦安の方々が急でザレタ斜面に手造りした階段がジグザグに設置され、土留めされた山道を息を弾ませ進み、法面を修復した路肩をトラバースし、安全な山道で休憩する[10:12]。この先は、旧道を改修した山道を進み、桧尾峠に到着[10:39]。地形図ではここからは、等高線の間隔が広く、山道は緩やかになる、と思っていましたが、現場は這って木の根や岩を掴む様な急な直登でした。又、狭い尾根を歩き、木の根の段差の道を降り、頂上へ到着[12:16]。




 涼しいのを通り越して、寒い位で山名看板の前で飯島文夫・名カメラマンの手で記念撮影。木々の間から曇り空の間ノ岳を展望しながら、スープ、等で身体を暖める昼食を取る。登山者4名が登って来て、初めて他の人達と会う。桃の木温泉へ降りるとの事で、下山道はかなり険しいです、と注意を話してから、我々は下山する。[13:00]
坂は緩く、道幅は広く、歩き易い山道を夜叉神峠に寄り道する[13:20]
70mだけ降りただけなのに空気は熱くなった。白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を確認。出発[13:30]して直ぐ、若者達が元気よく登ってきた。バスが到着したのか、続々と老若男女の登山者と出会った。




 途中広い空地で休憩[14:30]竹中彰氏は、熱中症を心配して参加者6名分の水分5Lを背負ってきたが、ここまで降りてきたので捨てる水で洗顔、スモーカー2名は此処でも少し離れてタバコを楽しむ。所々で松本好正氏から樹木、草花の説明を受けながら、夜叉神峠登山口バス停に到着 [14:22]、トイレを使い、洗顔、シャツを着替えた後、整理体操をしてバスを待つ。
定期バスが定刻[14:51]通りに到着、切符を購入、丁度満席になって座席に座ると、西谷可江姫が急に苦しそうに咳きこむ、慌てて高橋郁子姫が近寄り、背中の中央を下から上へ重いきり突き上げて、安静を保った。
途中[15:14]、バス中で緊急連絡員の小川武氏から、携帯に電話を戴く。
甲府駅前には少々送れ[16:15]頃到着、緊急連絡員の植木淑美姫にも、元気よく到着しました、と連絡を入れる。
バス停側の花の舞で反省会の後、甲府駅[18:36]発の各駅停車の電車に全員座り、帰宅した。

   * 感 想 *
多くの登山者が歩いていないが、昔の人たちが使った道を歩けた事が、嬉しかった。
(記録/副島一義 写真/飯島文夫) 

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