平日山行/幕山


幕山

   日時   2013年2月21日(木)
   行先   幕山
   コース  JR東海道線湯河原駅〜バス〜幕山公園BS―管理棟ログハウス―梅林散策道―
          登山口―四阿―幕山(625m,昼食)―自鑑水―南郷山(610.9m)―湯河原ゴルフ場側道
          ―林道―五郎神社(鍛冶屋BS)〜バス〜湯河原駅
   参加者  岡義雄,小川武,小野勝昭,北原周子,副島一義,富澤活禮,東敦子 (計7名)

 JR湯河原駅に小田急で小田原経由,あるいは東京方面から東海道線で,計7名が集合した。9:25発のバスは,時季が早過ぎるのか? 時刻が早いのか? 梅林観光客は数人。終点の幕山公園で下車,道路際の臨時の入口で\200を支払って入園,幕山橋を渡った。
本部事務所前の屋台はまだ開店しなかった。トイレを使い,行動食,水分を取り,準備体操を済ませ,梅林の散策道を登山口へ向かって9:55出発した。花は一輪二輪とチラホラと咲き始めていた。岩登りの練習をしている岩壁の前を通り過ぎ,登山道へ入った。登るに連れて雪が現れた相模湾が望めた。
626mの頂上に11:22到着。一面,積雪があった。展望がいい。登山者が休憩していた。我々も雪上にビニールシートを敷き,尻に保温のクッションを当て,ゆったりと昼食を取った。
帰り道は北斜面だったので,雪は深くなったが,柔らかく,階段の脇をアイゼンを付けなくても,不安なく降りられた。林道を横切り,自鑑水に出た。小さな湧き水の池だ。敗残した頼朝が乾いた喉を癒そうとして惨めな姿を水に映し「源氏の大将軍がこのザマか」と嘆いて自刃しようとしたという。説明看板を読み,「ここを,もっと売り出せば良いのに〜」との声が出た。途中の山道では,残雪で両側から笹竹が中央へ垂れ下がり,リーダーは空中の雪を頭でラッセル? しながら進んだた。
南郷山の頂上へ出る。ここも雪に覆われていた。展望は良く,海側と反対側の箱根方面の山々も望めた。頂上直下は道が泥濘でとても悪く,また積雪で滑り易そうで,先行した若者グループは道から外れて立ち止まって,我々の歩く様子を,大丈夫なのかな―? と不安そうな眼差しで眺めていた。全員無事に通過した。雪道になり楽に降りられるようになると同時に靴が綺麗になった。林道に出て,雪で休止のゴルフ場の横をずんずん降りる。途中,モグラに穿り返されたグリーンの横で一休み。みかん畑の林道は急坂とコケで滑り易かったが,一本前のバスに乗るため急いで降りた。14:29発のバスに乗り,湯河原駅前で解散した。  (文/副島一義 写真/富澤克禮)


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