平日山行/大霧山


大霧山山頂

   日時   2012年9月20日
   コース  小川町駅8:24(バス)→橋場バス停9:00→粥新田峠10:10→11:20大霧山 (昼食)
          11:50→旧定峰峠12:45→13:15経塚バス停14:06(バス)→小川町駅 14:30(解散)
   参加者  長瀬秀史(リーダー)、西谷隆亘、西谷可江、松本好正、浦邉 充、大関 保、高橋郁子、
           副島一義、富澤克禮、小川 武、松川信子、河野悠二、大船武彦、長門 彰  計14名

 朝8時、東武小川町駅に平日山行初となる12名ものメンバーが集合。天気にも恵まれ、気温は28℃を越えている。駅前を見渡すと、ちょうど駅の左脇の広場が目につくがここは、毎年4月に開催されている「東武七峰縦走登山大会」の出発場所である。参加人数は毎回全国から8000人を超える大規模な大会で、マラソンと同じ42・195qの山と車道を歩きとおして、ゴールの寄居町駅前に飛び込む、かなりハードな大会である。
8時24分発のバスに全員乗車。登山口の橋場バス停に8時46分に到着。さっそく体操と山行中の注意喚起を行ってから出発。日差しが強く、おまけに登山道に入るまでしばらく車道歩きが続く。少し行くと額から汗が噴き出してくる。朝で気温30℃近くはあったと思われる。30分ほどで登山道に入る分岐に着いたが、みなさんから車道歩きの方が近道だとのありがたいご神託をいただいたため、さらに車道歩きを続けることになった。途中で名前の詳細は不明だが、様々な花々や沿道の風景などを楽しみつつ、写真を撮りながら歩いていく。車道と登山道を交互に歩きながら、粥仁田峠に着いたのが10:00。ここで小休止として改めて出発。


大霧山の案内板

粥新田峠への案内標識


 眺望のないなだらかな登山道をゆっくり歩いて11時20分には大霧山山頂に到着。頂上の展望は見事の一言で天気にも恵まれたこともあり、視界180度の山は多少雲の影響もあるが、ほとんどの山が見えている。両神山・武甲山、7月に登った長沢背稜の山々など秩父のほとんどの山が見渡せる。記念写真を撮り、ここで早いお昼で大休止とした。


ダイダラボッチ伝説

山頂からの眺望


 ところがここで思わぬハプニング。山頂に登ってきたひとりの登山者が「日本山岳会の方ですか?」と尋ねてきたので、伺うと最近山岳会に入会した会員の方で先日送られてきた「たま通信」を見て大霧山山行を知り、多摩支部員ではないが支部の山行に興味があったので様子を見に登ってこられたとのこと。本日のメンバーに総務委員会の富澤委員長がおられたため、メンバー全員で歓迎し、ぜひにと多摩支部加入を勧めておいた。


ツリフネソウ

旧定峰峠でひと休み


 昼食も終わり、その方(長門さん)も同じ方向に行くというので途中の旧定峰峠までご一緒することとなった。登山道の左側には有刺鉄線が張り巡らされ、広い牧場が広がっていて、ここだけ眺望があった。他の登山道では、眺望のきく場所はない。旧定峰峠には12時30分に到着。ここで全員の写真を撮ってから、長門さんと分かれて、経塚バス停に向かう。当初の予定では15:43のバスに乗車する予定だったが、行動が速かったこともあり14:06のバスに乗車できることになった。バス停には出発の50分前に着いてしまい、長い間待たされてしまった。小川町到着後、東部鉄道乗車組と八高線乗車組に分かれて帰路に着き、無事に本日の山行を終了した。

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