定例山行 1月山行/宝登山 「連日の寒さか,ロウバイは少し早かった」


宝登山

   日時  2012年1月28日(土)
   行先  埼玉県/宝登山
   コース 秩父鉄道野上駅10:45―萬福寺―11:35天狗山分岐―11:55野上峠―12:10―(昼食)
         ―12:45林道―13:00宝登山登山口―13:30宝登山頂上13:55―14:45宝登山神社
         ―15:00長瀞駅(解散)。
   参加者 (リーダー)島田成正、(サブリーダー)大関保、荒木正弘、北原周子、小清水敏昌、
          佐久間マサエ、橋重之、原満紀、東敦子、松本好正  計10名

 冬晴れの土曜日、秩父の「宝登山」に登った。秩父鉄道「野上駅」に集合した。西武・池袋駅、あるいは八高線・拝島から東飯能経由でそれぞれ乗り継ぎ、参加者は10名であった。車窓が開けると雪をまとった武甲山の大きな姿が見えてきた。スイスアルプスの山を見ているような光景と言えば大げさになるが、突如と現れた雪山にそんな思いがした。 準備体操をして午前10時45分出発。静かな市街地を通り、案内板を辿りながら山道に入った。冬枯れの道を歩きながら「ここは秩父だ、奥多摩の道とは違うのだ」と思いながら登った。落ち葉と残雪は同じだが、遠望の山姿は違った。

ロウバイ

秩父線野上駅宮沢賢治の石碑前にて

 野上峠を11時55分通過し、宝登山登山口に通じる林道に出たところで昼食。思い思いの手弁当を広げ食事を楽しんだ。30分ほどで出発し、いよいよ山頂へ。北西から回り込んで登る。日が当たらず雪が残っている。ときおり風が吹き抜け寒い。幸いスパッツやアイゼンは必要なかった。 階段が幾つも続いた。慎重な登りで、やっとのこと宝登山山頂に午後1時半に到着。「蝋梅」目当ての観光客で賑わっていたが、残念ながらほとんどが咲いていない。ことしは厳しい寒さで遅いのだろう。陽当たりの良いところでは小さめの可憐な黄色い花を咲かしていた。

両神山を望む

大霧山を望む

 遠くを望めると、正面に武甲山、左に大霧山、右には両神山と秩父の山々がくっきりと見える。気持ちの良い景色を堪能し、奥宮でお参りして下山を開始した。氷の斜面や雪解けのドロドロ道を注意しながらの下山。宝登山神社の前を通り、長瀞駅に着いたのが午後3時直前。大急ぎで切符を買い発車寸前の午後3時発の電車に駆け込んだ。
(記録/小清水敏昌 写真/松本好正)

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