東京都分境嶺踏査登山・第6回山行


分境嶺

   日時  2011年5月14日(日)
   行程  JR武蔵五日市駅(バス)8:22→上川乗バス停9:16→浅間峠10:40→ 11:45日原峠(昼食)
          12:30→笛吹峠14:10→笛吹バス停(バス)15:51→武蔵五日市駅16:30(解散)
   参加者 東京多摩支部会員27名 一般参加者19名(最高齢80才)
          (※班リーダー。カッコ内は一般参加者)
     [1班] ※小川 武、副島一義、松本和夫、川合 周、松川信子
           (高野勝宏、芳賀 馨、長尾 桓、高田トキ子)
     [2班] ※松本好正、小松原勝久、富澤克禮、坂本正智、高橋重之
           (渡辺久雄、鎌田正彦、佐久間マサエ)
     [3班] ※植木信久、鈴木謙治、小清水敏昌、飯島文夫、西谷隆亘
           (犬伏知之、小林慶子、小笠原武雄、西谷可江)
     [4班] ※島田成正、大関 保、栃金正一、上村信太郎、関本誠一、近藤節朗
           (松元兵八、末松徳則、北原周子)
     [5班] ※竹中 彰、植木淑美、丸山さかえ、岡 義雄
           (東 敦子、鬼村邦治、大澤正男、荒井寿一、田中武美)
     [記録] 澤登 均
     [誘導] 長瀬秀史


分境嶺 
                  
 さわやかな五月晴れ。暑くもなく寒くもなく絶好の登山日和となった。予報通りの天候とは言え、今回で第6回を数える山行だが、毎回天候には本当に恵まれている。集合場所の武蔵五日市駅には、8時を過ぎた時点で46名全員の参加が確認され、竹中支部長の挨拶から出発式が始まった。今回のルートでは分境嶺自体は2時間半しか歩かないが、アプローチと下山コースで同じ時間がかかる中級コースである。西東京バスのご協力のおかげで、参加者全員が専用バスで上川乗バス停に定刻通り到着した。近くの広場でグループごとに体操・自己紹介を終え出発。


 計画ではコースタイムの2〜3割増で組み立てていたが、みなさん本当に足が揃っていて、ほぼコースタイム通りにまずは浅間峠に到着。笹尾根と呼ばれる今コースは、大きなアップダウンもなく歩きやすく、風もさわやか、木々も芽吹いて新緑がまぶしくすばらしい。あまり眺望には恵まれないものの、グループごとに植物や鳥の鳴き声などに話題が集中して、和気あいあいで歩を進めた。


 日原峠(ひばらとうげ)で昼食後、笹尾根の語源となった小笹の繁る一帯を通り、小棡峠(こゆずりとうげ)を経て丸山に到着。小休止のあと、下山ポイントの笛吹峠(うずしきとうげ)に14:00には全員到着した。  それにしてもこの辺りの地名は読みにくい。「人里」と書いて「へんぼり」と読ませる場所があったりする。峠を登った広い場所で記念撮影をしてから、下山口の笛吹バス停に向かう。


 当初の計画では16:40にバス停着であったが、みなさんのご協力のおかげで、1時間以上も早く15:35には全員が揃った。帰りのバスも増便の手配をしていたので、専用バスが来ると思っていたら、数馬方面からの他の登山者と同乗となっていて、座ることもできず満員で16:30に武蔵五日市駅着。全員のメンバー確認の後、解散式となり竹中支部長よりお言葉をいただき、次回山行の簡単な説明があって解散となった。


 今回も天候には恵まれ全員事故も無く、みなさんのご協力に感謝しつつ、帰りの電車に乗り込んだ。立川駅に到着してから、恒例の反省会を一部の有志のみなさんと開いて無事の山行に感謝しましたが、一般参加のみなさんの中から、7名の方々が新しく山岳会に入会した、あるいは入会手続きをしていることが確認され、この分境嶺踏査山行を始めて都合10名の方々が仲間入りとなりました。


 次回第7回山行は難易度が上級に近い中級コースであり、今後も全員無事故を目標に、気を引き締めて取り組みたい。 お手伝いをいただいた支部会員のみなさん、本当にありがとうございました。
(文:長瀬秀史  写真:澤登均  GPS軌跡図:小松原勝久)

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