定例山行 2月山行 丹沢/鍋割山    


鍋割山

   山行委員会2月山行 鍋割山
   日時  2011年2月27日 (日)
   集合  小田急線渋沢駅
   コース 渋沢駅→<タクシー>→ゲート8:35→8:58二股9:08→9:32ミズヒの沢9:39→
         10:04後沢乗越10:11→11:23鍋割山(1273m)12:10→13:12小丸(1341m) 13:15→
         15:30二股15:35→16:50大倉→<バス>→渋沢駅
   参加者 浦邉充(リーダー)、島田成正 (サブリーダー)、荒川龍治、大槻利行、河野悠二、
         小清水敏昌、小宮真理、酒井晴永、鈴木謙治、本間正士、松本好正  計11名

渋沢駅の改札口で待っていると、事前申込のなかった2人が参加し全員で11人となった。3台のタクシーに分乗して二股の手前のゲートに向かう。あまり寒さを感じない。天気予報でも夕方までなんとかもちそうという。安心した。身支度を整えて林道を歩き出す。二股に着くと何台かの車が止まっている。大倉経由だとここまで入って来られるようだ。勘七沢を渡る。ミズヒ沢でひと休み、2?入りのペットボトルに水を詰め込んだ。鍋割山荘の要請で各自1本ずつ担ぎ上げる。本格的な登りとなる。
水の少ない沢筋の道を行き、さらに尾根を目指すと後沢乗越に着く。風の通り道であるのか、西丹沢側から強風が吹きつけてくる。風を受けながら登る。後ろを振り返ると相模湾が見渡せた。海岸線までよく見える。木道が現れた。山頂が近い。


鍋割山に着いた。山荘で、すかさず名物の鍋焼うどんを注文した。本日の山行の目的のひとつでもある。掘りごたつにはいりながら賞味した。ボリュームがあり、食べ応えがある。なんと贅沢なひとときであろう。“鍋割山”に“鍋焼うどん”とは、うまい組み合わせだなと感心させられた。



 稜線は、田んぼのような泥んこ道だ。多少のアップダウンで小丸(1341m)に到着。ブナ林のきれいなところである。ブナの芽吹き、若葉、紅葉。美しい季節に再度訪れたいと思った。さらに行くと、二股への分岐だ。素晴らしい眺望に恵まれる。稜線を右へ折れ二股をめざす。訓練所尾根を、小さな九十九折れを繰り返しながら下っていく。時折、後沢乗越の方向から風が吹き抜けた。二股からは大倉まで長い林道歩きである。大倉に着くと、渋沢駅行きのバスが出発するところだった。後ろを振り向き表尾根を見上げると、稜線はすっかりガスに覆われていた。(文:島田成正、写真:松本好正)

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