冬枯れの山梨百名山を歩く    


百蔵山

   山行委員会12月山行 百蔵山〜扇山
   日時  2010年12月12日 (日)
   集合  JR猿橋駅
   コース JR猿橋駅→<タクシー>→山の神8:40→9:50百蔵山(1003.4m)10:00→10:366宮谷分岐
         10:45→12:09大久保山(1109m)12:20→12:30扇山(1137.8m、昼食)13:24→13:55水場
         14:03→15:10梨ノ木平→<タクシー>→JR猿橋駅
   参加者 松本好正(リーダー)、長瀬秀史(サブリーダー)、荒木正弘、大関保、小野勝昭、
         島田成正、小清水敏昌、竹中彰、富澤克禮、本間正士<一般参加>辻京子  計11名
                                 

 猿橋の駅に集合し、3台のタクシーに分乗した。百蔵山に向かう。登山口の標識を過ごし、その先の山の神まではいってもらった。車窓から時折、真っ白な富士山が見える。山の神で点呼を取った。辻さんが一般参加された。唯一の女性となった。 歩き始めてすぐに水場が現れる。こここから30分程で尾根に出た。日当たりがいい。最初の休憩とした。登りの途中では富士を眺めるのにいちばんいい場所である。さらに登ると、福泉寺からの登山道と合流する。主稜線を行く。歩き始めてから1時間ちょっとで山頂である。山頂手前の北側斜面には所々薄っすらと雪の積もった跡があった。山は、まさに冬の装いである。


 山頂は広々として眺めがいい。風なく富士の眺めよく、長居したかったが、あと一座登るため先を急ぐことにした。落葉を踏みしめながら下った。思っていたよりも急坂である。最低鞍部から扇山への登りになる頃、冷たい風が吹き出してきた。木々の間から周りの山々をかいま見る。大久保山を過ぎ、扇山への最後の登りで、会員のひとりが体調不良を訴えたが、一応全員が登頂できた。この山頂も広々としていた。百蔵山に比べると、かなりの賑わいだった。午後になったばかりというのに、もう富士は霞んで見えない。ゆっくりと昼食を取った。



 君恋温泉への下りを予定していたが、体調不良者が出たため扇山の登山口である梨ノ木平へ下ることにした。さきほど登ってきた道を少し戻り、大久保のコルを左へ曲がった。南面のため、風もなく九十九折の道を1時間ほど下ると梨ノ木平だった。 (記:島田成正 写真:長瀬秀史) 

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