東京都分境嶺踏査登山・第3回山行


分境嶺

   日時  2010年11月14日(日)
   行程  JR高尾山口駅(タクシー)→ 大垂水峠 → 大洞山 → 中沢峠 → 三沢峠 → 草戸山
          →高尾山口駅(解散)
   参加者 東京多摩支部会員30名 一般参加者22名(最高齢78歳)
          (※班リーダー。カッコ内は一般参加者)
     [1班] ※植木信久、飯島文夫、柄澤洋城、鈴木謙治、原満紀
           (荒井亨祐、大澤正男、高野勝宏、芳賀馨、原健之)
     [2班] ※松本好正、植木淑美、坂本正智、富澤克禮、西村智磨子
           (秋山真、秋山海咲、秋山由紀、田中武美、長尾桓、渡辺久雄)
     [3班] ※小川武、小野勝昭、小松原勝久、竹中彰
           (犬伏知之、工藤政巳、佐久間マサエ、平井功男)
     [4班] ※大関保、今田明子、小清水敏昌、西谷隆亘、宮崎紘一、宮崎美知子
           (荒井寿一、小林慶子、西谷可江、東敦子)
     [5班] ※浦邉充、上村信太郎、川合周、河野悠二、近藤節朗、栃金正一
           (岩井瑞枝、鬼村邦治、三原佐知子)
     [記録] 澤登均
     [誘導] 島田成正、長瀬秀史、山本憲一
                      

 第3回も52名という大部隊となった。この山行を通じて日本山岳会会員となられた方も3名参加された。一般参加者は22名。 われわれは分境嶺を時計回りに歩いている。その点でみれば、今回がスタートにふさわしかったかもしれない。起点は第1回山行と同じ大垂水峠。そこで逆の方向へ、やや長めの南高尾山稜の縦走ルートを歩くことになる。天気は晴れ。天気には毎回恵まれている。ありがたい。集合は京王線高尾山口駅。今回も京王電鉄のご協力で机などをお借りした。みなさんの集まりは早く、8時すぎには受付・班編成終了。竹中支部長の挨拶、山行中の注意点説明など終了後、準備の整った班よりタクシーに分乗して大垂水峠に向かった。



 ひんやりとした朝の清々しいなか足元軽く登山道を登っていく。9時までには、52名の全員が出発することができた。最初のピークは標高536mの大洞山。ベンチ・テーブルもあり小休止には最適だ。514mのコンピラ山を通って中沢峠を越えたあたりで、この南高尾山稜唯一の津久井方面の眺望が、われわれを迎えてくれた。みなさんこの眺望は気に入ったようで、班ごとに記念撮影をしたりして楽しんだ。観音様のある泰光寺山を越えて三沢峠を通り、途中で眺望を楽しみすぎたグループもいたらしく、予定より若干遅くなったが、標高364mの草戸山に到着。ここでようやく昼食となった。到着時間に差があったため、先に到着していた班には、思いもかけない大休止となったようだ。予想していたほど混雑はしておらず、城山湖を眺めながらの昼食を終え、草戸山の標識のまわりで日本山岳会東京多摩支部の会旗を掲げて全員の記念撮影を行った。







 高尾山口駅を目指して下山開始した。途中、草戸峠を過ぎたあたりで数名のグループの方から、われわれのお揃いのTシャツを見て興味があったらしく「何のグループですか」と声をかけられた。分境嶺山行について説明をしたところ、「これから私たちも参加できるのですか」と、さらに興味を持たれたらしく質問された。ホームページをみてほしいなどとPRに努める。ほぼ予定通りに高尾山口駅に到着した。無事終了し解散。



恒例の反省会は場所を高尾駅に移動して盛大に開いた。お手伝いをいただいた支部会員のみなさん、本当にありがとうございました。
(文:長瀬秀史  写真:澤登均  GPS軌跡図:小松原勝久)

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