涼を求めて北八ヶ岳を歩く    


北八ヶ岳

   山行委員会8月山行 北八ヶ岳
   日時  2010年8月21日(土)〜22日(日)
   集合  JR茅野駅
   場所  北八ヶ岳/縞枯山〜茶臼山、八千穂自然園
   コース 〔1日目〕JR茅野駅→<諏訪バス>→山麓駅→<ピラタスロープウェイ>→山頂駅11:15
               →11:45雨池峠11:52→12:27縞枯山12:57→13:46茶臼山・展望台14:10→
               15:07麦草峠15:50→<千曲バス>→八千穂高原
         〔2日目〕八千穂高原山荘9:00→9:32八千穂高原自然園散策12:00→<千曲バス>→
               12:40 JR八千穂駅
   参加者 島田成正(リーダー)、荒木正弘、江口欣也、大関保、小宮真理、副島一義、 松本好正
          計 7名
                                 

〔1日目〕
新宿7:00発のスーパーあずさは満席だった。走り出して間もなく携帯電話が鳴った。Eさんが乗り遅れて、次の列車になるという。次だと、茅野→駅発10時45分のバスに間に合わない。とにかく、先に行って茅野駅で待つことにする。茅野駅で降りてバス停に行くと、副島さんが待っていた。まず5人がバスで出発し、私はEさんを待って、あとからタクシーで追っかけた。タクシーは、ロープウェイ山麓駅にバスより先に到着した。待っているとバスが来て、ようやく全員がそろった。
山頂駅に吹く涼風が心地よい。下界とは別世界である。標高2233メートルとあった。ロープウェイは標高差473メートルを7分で登る。暑さを忘れた。身支度を整えて出発。木道を右方向へ歩いたが、途中でコースを間違えていることに気がついて引き返し雨池峠を目指して再出発。


 雨池峠より本格的な登りとなる。樹林帯のなかなので直射日光を受けずにすむ。あっという間に縞枯山の山頂に着いた。樹木にさえぎられ遠くを眺めることはできない。立ち枯れの木があちこちにあって山名の由来を納得する。ここで昼食。時間が遅いのか、出発時には周りにだれもいなかった。上り下りの少ない道となる。途中、左側に展望のきく岩があったが、先を急ぐことにする。茶臼山も樹林に覆われていたが、西へ数分はいったところに見晴らしのいい展望台があった。遠く北アルプスまでは望むことはできなかったが、展望を楽しむことはできた。ここから麦草峠までは下りだけとなる。麦草峠に着いた時には、15:00を回っていた。バスで高千穂高原に向かうことにする。ヤドはスキー場の隣にあるペンションだった。ヤマにきてお風呂にはいり、美味しい食事ができるとは、思ってもみなかった。



〔2日目〕
昨夜冷房設備のない部屋ではあったが、ぐっすり眠れた。朝風呂に入った。浴衣姿のまま、“朝涼み”のため外に出た。素晴らしい天気だった。気温17度。実にすがすがしい。9:00出発、八千穂高原自然園へ舗装道路を30分ほど歩いた。入園料200円を払い、園内を散策した。渓流あり小さな滝あり、さまざまな草花が迎えてくれた。自然をそのまま残して造園してあり、楽しくコースを回れた。八千穂高原自然園からJR小海線・八千穂駅へのバスは今シーズン最後の運航日となっており12:00発。八千穂駅前は、雑貨屋が一軒あるだけで、楽しみにしていたビールが飲めず残念だった。
(記:島田成正 写真:松本好正) 



上の写真は拡大写真がご覧になれます。こちらから