平成25年年始晩餐会  ――90人参加し和やかに懇談――




 支部新年晩餐会を1月27日午後6時から、立川市のザ・クレストホテル立川で開催した。90人の会員が出席した。吉永英明日本山岳会副会長に来賓としてご来場願ったほか、晩餐会に先立ち午後4時から開いた講演会には、会報「山」で知り千葉支部、関西支部などからも参加していただいた。11のテーブルは雲取山、高尾山などと名づけられた。この1年の活動を振り返り、きたる1年を語り、和やかに杯を重ね親交を深めた。
 昨年は2名の会員が亡くなった。黙祷した。竹中支部長が支部の活動について「会員増強、なかでも若い会員の勧誘を進める必要がある。多くの支部会員の積極的な応援が望まれる」などと挨拶。次いで吉永副会長が「東京多摩支部の活発な活動に感謝している。さらなる発展を期待したい」と語った。


会場風景

竹中支部長挨拶

 新しく支部会員になった会員が紹介された。昨年の晩餐会以降、22人が入会した。うち11人が出席し壇上に進み、それぞれに自己PRや抱負などを語った。分境嶺踏査に加わったことがきっかけとなった。高尾の森づくりのつながり、知人が東京多摩支部にいて紹介された―など。千葉、山梨、東京区部、神奈川から入会された会員もおられる。「多摩の山に登りたい」という。乾杯は、82歳になられた近藤裕会員の音頭で行った。
<出席新入会員>
鬼村邦治、矢野光之、石塚嘉一、加藤信夫、遠藤與志郎、三塚光一、中野英次、里見清子、菅沼満子、平井一男、吉田敬


自己紹介をする新入会員

来賓の吉永日本山岳会副会長

 話題の中心はヤマ。一緒に登った分境嶺、平日山行。海外山行の披露もあった。ことしの計画を確認した。テーブルマスターはサテライト・サロンで講師になっていただいた会員にお願いした。賑やかに楽しい歓談に心を配った。
「サテライト・サロン」の紹介があった。八王子は城所さん、花小金井は原山さん、吉祥寺は副島さん、町田は原さん、そして立川は橋と、5つのサテライト・サロンが現状報告。続いてフォトコンテストの結果が発表された。会場入口に設置されたバネルに2Lサイズの応募作品が撮影者を隠して張り出され、参加者全員が投票する仕組みだった。第3位は西村智磨子会員の「四川省/ブルーポピー」、第2位は玉田眞一会員の「水晶岳から撮った裏銀座/雲流れる」、そして第1位は小川武幹事長の「八ヶ岳」となった。吹雪の中をラッセルする登山者をとらえた作品だ。


本多会員による多摩の七つ締め

乾杯の発声は近藤裕会員

 時間が経つのは速く、アッという間にフィナーレを迎えてしまった。閉会の挨拶は小川幹事長。最後は手締め。掛け声は本多祐造会員にお願いした。多摩では古来、七つ締めが行われてきたという。本多さんによれば、関東では3本で締めることが一般的だか、地域などによって異なり、たとえばプロ野球のキャンプ打ち上げでは1位になれるよう1丁締め(関東1本締め)。西多摩では7つで締めるそうだ。「東京多摩支部が支部のモデルになるよう、締めたい」と発声。

いょーっ。シャンシャンシャン  シャンシャンシャン  シャン

ありがとうございました。午後9時にすべてが終了。全員の記念写真を撮ったあと、廊下に掲示した写真などを撤去し帰路に着いた。
(文/高橋重之 写真/澤登 均)


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