平成23年年始晩餐会が賑やかに開催されました。



 昨年2月20日設立総会開催から1年を経ようとする1月29日、平成23年東京多摩支部年始晩餐会が開催されました。会場は設立総会と同じザ・クレストホテル立川。全会員225名の内、89名が出席。設立総会以降に入会した新入会員24名の内12名が出席しました。
 晩餐会に先がけ青梅警察署山岳救助隊で活躍中の金邦夫会員の記念講演がありました。奥多摩での山岳遭難と救助活動の実例を示して、事故の無い安全登山を訴えました。
続いての晩餐会では、竹中支部長が東京都分境嶺踏査登山、サテライト・サロン活動、降って湧いた全国支部懇談会開催などに触れながらこの1年間を振り返り、「クラブライフを大いに楽しみ、支部の会合等に積極的に参加して欲しい」と挨拶。
 次いで来賓の神崎JAC副会長が「日本山岳会には多くの課題がある。多摩支部の皆さんがリードしていく意気込みでやってほしい。多摩在住の会員約400人の内、半数しか支部に入会していない原因を深く考えて会員を増やし、さらに発展してほしい」と檄を飛ばされました。次は、新入会員の紹介。12名が壇上に上がり、ひとり一人の自己PRや抱負などを力強く語りました。乾杯は出席者中の最長老平野武利会員の発声で行ないました。
 宴たけなわの中、5ヶ所のサテライト・サロン運営担当者から現状と今後の活動報告、宮崎JAC副会長からの会務報告などがありました。最後は、山の歌「坊がつる讃歌」多摩版を全員が起立して斉唱しました。閉会挨拶は酒井副支部長。「これからも力を合わせ、多摩支部を盛立てていこう」と言い、全員で片手を突き上げ「セイ!ヤ!」の気合を入れました。2年目、まだまだ組織固めを推進、支部活動の充実を図る必要を全員が共有した瞬間でありました。
 翌日の記念山行は、万葉集に詠われた「多摩の横山」の「多摩よこやま道」を大人数の43名が3班に別れて歩きました。陽光の中、富士山・奥多摩・丹沢山塊の大展望と樹木の自然観察などを楽しみました。(文:山本憲一 写真:野崎裕美、澤登均)

晩餐会第1部 金邦夫会員の講演

講演会後の休憩 グッズ販売中

竹中支部長挨拶

満員の会場風景

神崎副会長挨拶

新入会員紹介

平野武利会員の乾杯発声

会食風景

只今なごやかに歓談中

只今なごやかに歓談中

只今なごやかに歓談中

只今なごやかに歓談中

只今なごやかに歓談中

只今なごやかに歓談中

豪華賞品の抽選会

酒井副支部長閉会挨拶

翌日は好天に恵まれ、多摩のよこやま道を歩く

気持ちの良い陽だまりハイク

昼食時に薄茶のご接待

43名が参加しました